■なんだかんだでどっしりと腰を据えた良作でしたよ。
ナチュラリストな感じは鼻につくけど、
世界は美しいということをものの見事に表現!
映画の良さの全部が詰まってる。
あと悪部族の女統領が可愛すぎる(^ν^)
途中主人公がスタープラチナみたいになってた。
■基本アレなんですよね。
都会に住んでた人が田舎暮らしがしたいとか、
現代的な物を捨てて太古の暮らしの方が素敵とか、
まぁ、そんなわけあるかーッ!!
と言ってしまいたくなるんですけど。
■でもそこら辺もうまく汲み取って作ってあって。
そんな自然と調和した素晴らしいこの星の生活も。
部族同士の争いはあるし、
古い価値観に縛られて自由はないし、
何より文化レベルが最低限なので
漫画も小説も映画もない。
海で遊ぶの楽しそうだけど、
逆を言えばそれしかない。
何も選ぶことは出来ない生活。
音楽も太鼓と笛、弦楽器はあるのかしら。
もちろんロックやテクノなんて一生聴けない。
ヤダよそんな生活。
■そしてそのような文化レベルが違うだけで、
この星の人たちもいずれ発展すれば
地球人と同じようになってしまうのだ。
■いや、彼らには自然信仰的な神があるじゃないか。
というが。
これもアメリカ人が望む
理想の宗教観なんですよね。
日本の禅に憧れたり、
マーベル映画ではしょっちゅうチベットの寺院に行ったりする。
というかインディアンことナイティブアメリカンの
スピリットでしょうが。
あんたらが無茶苦茶に潰した。
■自然信仰はなんとなく山の神を恐れたり
自然の恵みをありがたく思う程度なんですが。
アメリカ人の理想としては全ての自然を支配する
グレートマザーみたいなのが出てきてしまうのですよね。
いや、そういうのとはちょっと違うんですけど。
まぁ、君らがそれでいいんならいいけど…。
■なんてことを言いつつ。
なので結局、違う星の違う種族であっても
地球人と同じことで悩んだり憎しみあったりしてしまうのよね。
差別もするし嘘も付くし自分勝手だったりもする。
■とまぁ、うだうだ書いてしまいましたが。
この星の世界が素敵なのでとても良い感じですよ。
詰まるとこアメリカ人はこういう世界に
異世界転生したいんだろうなぁ、と。
私はごめんだが。
いや、三ヶ月くらいバカンスで、
というなら丁度良い観光地ですよ。
さぁ、支配して利益を掠め取りましょう!
あぁ、ダメな地球人だー。
■あ、そうだイカ!
この星にイカがいるんですよ!
そこそこデカくて凶暴な!
クチバシで肉を引き裂きますよ〜!
カッコいい〜!!
■いや、良い映画なんですってば!
本当!
バトルあり!恋愛あり!家族愛あり!
空中戦!海中戦!
愚かな人間が怪物に綺麗に食われたり!
とっても充実した映画体験ですよ。
やったね!
極楽京都日記: 【映画感想】アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
極楽京都日記: 【映画感想】シャドウズ・エッジ
アバター、ヴァランさんがカワイイということなのですよ。#Varang #AvatarFireandAsh pic.twitter.com/6eTaZTGZ7d
— 内海まりお UTUMI Mario (@mariouji) December 28, 2025

























































