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2026年6月2日火曜日

【映画感想】劇場版モノノ怪 第三章 蛇神

◾️まさか大奥の話がこんなに綺麗に着地するとは!


無駄な争いを生まないための施策が

無駄な争いを生むというね。


◾️大奥システム作った女の人カッコいい!

正しいことをしようとして

地獄の関係性を作るの

まさに現代そのままで素敵ですね。


◾️正しいことを求めるがあまり、

間違ったことが発生した場合に

正義の心を持ったまま

「隠蔽」に奔走してしまうというね。


◾️その隠蔽はもちろん嘘で出てきているので、

嘘の上に嘘を塗り重ねて

しかもそれを自分は正しいことをしているはずだと

自己暗示にかけて。

更に、その暗示を強固にするために

誰か別の人間を犯人に仕立て上げる。


◾️そんなものはめくらめっぽう

ドロドロとした有様になってしまうのは当然の帰結。

繕えば、つくろうほどに。

中身の腐った水はその毒素を増してゆく。


そこに広がる恨み!怨念!怨嗟!

妖怪、物の怪を作り出すに余りある情念の塊よ。


◾️そんなドロドロを。

ものすっごい綺麗な画面にきらびやかに美しく見せてくれるのが。

この「モノノ怪」ってな映画なわけでございますよ。


あぁ、とっても素晴らしい。

薬売りさんカッコいい。

男も女も力強い人生を生きている。


◾️みんな幸せになれれば良いのにね。

別になってもいいのだよ。

そんなのは難しいことだ。

なんてわけ知り顔で言われても困る。

それはあなたが決めることではない。


悪いやつを退治すれば

世の中が良くなるわけじゃないんだよ。


自分が思う正しい世界を皆に強制すれば、

世界が正しくなるわけじゃない。


しかし、良い世界を作ろうとしなければ、

良い世界は現れない。

作り出すのは私たち。

悪を成敗して満足してやしないかね?

自分の正義についての思考を固定してやしないかね?


より良い世界を

きらびやかで美しい世界を

作ったっていいじゃないのよさ。



『劇場版 モノノ怪』公式サイト



小説 劇場版モノノ怪 蛇神 (角川文庫) 文庫



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