「なんであなたはいつも何も言ってくれないの?」
「君が言って欲しい言葉は僕の本音では無いからね。それを言うとは僕は嘘を付き続けることになる」
「じゃあ、その本当の本音を言ってよ」
「それは何度が試したがその度に君はそれは嘘だ!って怒鳴り散らすんだ。だから黙っているのが正解だ」
「オマエはバカだな。嘘を付き続ければいいじゃないか?」
「だけども、本当の自分を分かって欲しいという望みは捨てられない」
「はははは!世界の誰も他人を理解する事などできないのだよ」
「そ、そんな…それはあまりにも悲しい」
「ふふん、オレが悲しそうに見えるかい?」
「楽しそうだ…」
「世界を変えることは出来ないよ、自分を変えるべきだ」
「それは世の中に自分を合わせろと言う事か!」
「違うよ。本当に世界を変えたいのなら政治家にでもなればいい。自分を変えるとは、自分を進化させることだ」
「でも世の中は間違ってる!」
「ならばその世の中の一員である君も間違ってる」
「あんた結婚願望ってあるの?」
「もちろんあるよ!」
「意外!」
「結婚して子供育てて離婚して静かにひとりで暮らしたいなーとか思うよ!」
「ちょっと待て!」
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