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2026年6月14日日曜日

【映画感想】Michael/マイケル


■どんな楽しく美しいシーンにも

おとうやんの不穏さが背後に隠れている!

スリラーがホラーで

突然現れるパパもホラー!

毒親の絶妙な優しさも表現されててめちゃ怖い!


でもそれを振り切る音楽!

パフォーマンスで全ては

マイケルの光に包まれるのであった!


■ほとんどミュージックビデオの再現を

順を追ってやっていく感じなのですが。

前の映画「THIS IS IT」はメイキング映像を繋ぎ合わせて

映画にしていたのだけど。


この映画はそのメイキング映像風に映画を撮影していくっていう。

舞台裏やオフショット的なことを意図的に作っていくんですよね。


■かの有名なスリラーのMVを映画でまるまる撮影して

その途中でマイケルがカメラを止めて新しいアイデアを言って

また撮影が始まるという。


まるで実際のマイケルの映像であったかのような、

本当のような光景が映し出されて

不思議な気持ちに。


■そして父親との軋轢、

というか支配なんだけど。

そこからどうやって逃げ出せるか、

の物語でもあるんですよね。


■この父親が完全な悪であったらことは簡単なんだけど。

全然ちゃんとお父さんとしての優しさはあるのが厄介なのだ。


「家族は大切なもの」という洗脳に世界を通じて支配されているので。


酷いことや嫌なことや死にたくなることもあるけど。

父はそこまで悪い人ではない。

ないはず。

いつかきっと理解してくる日は来るはず。

そう思い込んでマイケルはずっと洗脳の支配状態を当たり前だと

思い込もうと精神をすり減らして頑張る。


怖い!


■この映画を観て。

「いや、お父さんはあなたのためを思ってやっているのだから」

なんて言える人はいないと思う。


そんな人は心の奥底まで洗脳が完了している人だ。

自分がそう思うのだから。

同じ人間である周りの人間も

そう思うのが普通であるのだ!

なんてことを考えてしまう。


■このお父さんもそうなのだ。


全てを正しい気持ちで行なっている。

悪いことをしようなんてこれっぽっちも思っていない。


■とまぁ、そんなねっちりとした暗闇の牢獄を

マイケルの歌と踊りのパフォーマンスで

光を差し込ませていくという塩梅なのだ。


最後はもうきらめきますよ!

どんどん、どんどんと

その光は力を増してゆく。

影さえも消え失せるほどに。


■あと、運転手の人がマイケルに普通に接してくれるのが

大いなる救い。


幼少期からスターになったので、

普通の友達がひとりもいないってのは

そうなるよねー、って感じだ。

あの弁護士の人も理解者みたいで良かった。


■そして役者の人たちもすっごい頑張って真似していっただろうけど。

マイケルのライブの観客の人たちも、

過去のライブDVDとか見て、

観客の反応の研究とかしてそうー。

それはそれで楽しそう。





映画『Michael/マイケル』



マイケル・ジャクソン 『Michael/マイケル』オリジナル・サウンドトラック (Blu-spec CD2+ブックレット)(完全生産限定盤)




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2024年9月7日土曜日

【映画感想】きみの色



■うぎゃー!

美しい!

美しい過ぎる!


いやー、見る前はちょっと怖いやつかなー?

とか思っていたけど全然そうじゃなくて。

だからと言って感動を押し付けるようなものでもなく。


感動の美しさそのもので溢れているという。

世界を美しさで埋め尽くことは出来るのだ。

世界の解決策がここに。 


■Born Slippyが流れた時はニヤニヤしちゃった(^ν^)

そしてサカナクションの山口一郎の知り合いの人は彼にオススメしておいて。

多分今の彼に無茶苦茶必要な映画だった。

あぁ、なんて素敵♪


■なんというか塩梅がすごく良い。

割と良い人しか出てこないので、

本当の世の中はそんなもんじゃねぇ!

社会は厳しく辛いモノなのだ!

なんて言う人が居そうだけど。


皆それほど善人ってわけじゃないのねよ。

ちょっとだけ優しいって人ばっかりが居るの。

そして自分の機嫌を他人に取らせようとする人が一人もいない、ってこと。

ねぇ、そんな人居なくてもいいじゃない?


■世の中は厳しいって言う人は

人に嫌のことをする悪い人がいる事をいいことに、

自分も良いことなんてしなくていい。

果てはちょっとくらい悪いことしたって

弱肉強食のこの世では問題ないだろう、ゲハハハ!

なんて思っていそう。


つまりあなたが存在することで世の中は悪くなっているんだよね。

もっと悪い奴がいるから、

私がちょっと悪いくらいでは問題ないだろうと。

そう言う人が積もり積もって最悪な世界を作り出している。


■と、言うことはだ。

皆が皆、少しずつ良い人であれば。

世界は良くなっていくのではなかろうか?


まぁ、あなたは無理でしょうね。

悪人である方が楽ですものね。


なんて意地悪を言いつつ。


この映画を見るんだよ!バカ!


■超善人にならなくてもいいんだよ。

悪を倒すスーパーヒーローになんてなる必要がない。

ほんのちょっとだけ隣人に優しくできればオールオッケー!


そうするとどうだろう。

世界の美しさが見えてくるのだ。

初めは少しずつ。

そしてついにはあからさまにそこに湧き出でる、

世界の美しさよ。


それは今までもずっとそこにあったのだ。

あったのに、

「しょせん世界はこんなものだ」

なんて分かった気持ちになって

何も見てなかった。

こんなにも美しく輝いているのに。

わたしは知らずにいた。


ほんの少しの行動で

それは輝きを増すと言うことを。


■そんなことを実現した世界が

ここにありますよ!

あぁ、なんてこと!

踊りたくなるような楽しい気持ち!

ミュージック・スタート!

さぁ!手を取って踊りましょう!

色がきらめき立ちます。

光の彼方へ!



映画『きみの色』




追記:物語の作法というかシナリオの作り方みたいなので、

視聴者にストレスを与えて、

最後それを与えていた悪を倒すことによって心の解放、カタルシスを得る。

なんてのがある。

それは間違いではないのだけど。


皆が皆それを参考にしすぎて、

テンプレートの感情上げ下げ装置になってしまっていたり。

そしてなぜかそのストレスを与えるための

嫌なシーンをなんだか物凄いリアリティを持って

重苦しくのしかかるように書いてしまい。

それなのにそれを解放されるカタルシスなシーンが、

まるで現実感のない想像上の薄っぺらい幸福だったりして。


ただただしんどいだけでご褒美の幸福が人工甘味料。

ポテチを食べてコーラを飲む。

塩見を味わい甘味を飲む。

そんなことを交互にやるだけ。

どんどんと現実逃避の幸福をぺろぺろする亡者のよう。

そして一向に現実は良くならず沈んでいくというね。


そんな物語が多すぎなんじゃー!

という怒りからの解放のような気もするのですよ。


なんていうか今、物語が異様に増えすぎて。

皆、物語中毒になっている。

もっと強い物語を!

もっと泣ける物語を!

みたいな。

しかも麻痺させ酩酊させる快楽ばかりが溢れてしまい。

この映画のように覚醒による世界が広がる開放感!

みたいなのが少なくなっているような気がするのだ。

どちらがいいというわけではないのだが。

偏りすぎるのは良くない。

そう、塩梅の話なのだ。

良いパーセンテージで程々の良いバランス。


追記が長いぞ!

終わり!



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小説 きみの色 (宝島社文庫)  @amazonより 

2024年6月28日金曜日

【漫画】新しい学校のリーダーズ漫画【3ページ】






新しい学校のリーダーズはなんか面白いな、

と思いつつもPVを見るくらいで

なんとはなしにやんわりと追っていたのですが。

東京コーリングのライブ映像を見て

あれ?これってもしかして

もしかするんじゃねーの?

と最新アルバムをiTunesでダウンロードしたりしたわけですよ。

とても良いですね。

初めて見た時の印象は女版「奇面組」でしたが。

絵にしてみると本当にキャラクターが立っていて

なんとなくの雰囲気だけでそれっぽく描けました。

もちろんあんまり知らないので

妄想漫画ですが。

楽しそうで良いですな。

青春…何もかもが眩しく輝いているぜ。


■新しい学校のリーダーズ OFFICIAL WEBSITE



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■AG! Calling新しい学校のリーダーズ


■内海まりおkindle漫画


2024年6月13日木曜日

【映画感想】ボブ・マーリー:ONE LOVE

 


■映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』

予告から思ってたのより全然良かった!

というかなんか悲しい話なのかなとか思っていたのだが、

世界を救済する爽やかな風だったのだ。

ジャーの民よ、ラスタファリ。


■ミュージシャンの伝記映画

クイーンから始まって

エルトン・ジョン

エルヴィス・プレスリーとあって


それぞれ同じく人気が出過ぎた故の苦悩とかあったのだけど

ボブ・マーリーはそれが国の事情とかんがみあってややこしくなってしまった。


■良い歌を作って国のみんなに愛のある生き方をしようよ。

と歌うのだけど、国の情勢が不安!


1970年代のジャマイカ!


政情不安!

南北のアメリカの間にあるカリブ海の

小さなキューバの少し北にある

さらに小さな国、ジャマイカ!


■そんな小さな国で

同じ民族の国民同士が二分する争いが発生していた。

政治も二分し、

それらの政治家はは国民の不仲を収めるどころか。

相手を攻撃するようにけしかけているという最悪な状態。


■なので彼の影響力を恐れる両陣営は

「お前はどちらの味方なのだ?!」

と問う。


でも、もちろんそんなことは関係ないし

皆、愛を持とうぜ、と言うも。

加熱した闘争の空気に煽られた民衆は。

彼を襲う。


銃撃事件である。

なんでだよ!

と思うがそう言う状態になると

人間はそうなってしまうのだ。


彼らのバンドはイギリスに避難する。


■それとこういうミュージシャンモノでは大抵ある

ドラッグ問題だが、

彼らは大麻を宗教的瞑想の道具として使っていたので

オーバードーズ的な問題は無かった。

そこらへんはなんか面白い。

ロンドンでは所持により投獄されてたみたいだがね。


■ボブ・マーリー1945〜1981年(36歳没)


そうなのだ。思ったより短い人生だ。

しかし、人々に与えた影響は大きい。

そういう効果を与えるという人に憧れはある。

世界を 変化させると言うのは凄いことだ。


■みんな何かしらそこに諦めを見い出してしまうから。

自分なんかに何もできるわけはないと。


そうなのかもしれないけど。

そうではないかもしれない。


自分の可能性なんか、

自分になんか分かるわけはないのに。

早々に諦めてしまうのは

もったいないことなんだぜ。


そんなことをこの映画を観て思ったりもしたのだ。



映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』公式サイト


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2023年8月5日土曜日

【漫画感想】ROCA いしいひさいち




■なんか私より少し年上の漫画家さんたちがこぞって大絶賛していて

なんなんだろう?と思っていた。


いしいひさいちといえば四コマ漫画で

「ののちゃん」で「おじゃまんが山田くん」の人で

実家は朝日新聞だったのでののちゃん読んでいた気はする。


だけれどもそれほどすごい人だとは思っていなかったので。

同人誌の通販とか知っていたけど買わないでいた。

そのうち関西コミティアとかに来られたらその時買おう。

くらいの感じだったのだ。


■んで、kindle版が出たと言うわけで

そんならば読ましてもらいまっせ。

どんだけのもんじゃい!

と上から目線で読み始めたのである。

■ストーリータイプの四コマのやつで140ページくらいで一巻完結。


結論を先に言えば震えて変な顔をして泣いている。


いや、別段よくある話で

女子高生が歌に目覚めてミュージシャンを目指すってやつだ。

ロカは多分才能があるんだろうけどボンヨリしている。

そして悪友の柴島ちゃんヤンキーというかヤクザの娘というかちょっと怖い。

二人は友達になって。

柴島は別にバンドのメンバーになるわけじゃないけど、

ずっとロカの隣に居る。

それがとっても頼りになるのだ。


■そんな二人の日常がチマチマと描かれてゆく。

そして、段々と前に進んでゆく。


面白いのは初めのうちは些細な出来事を

丁重に綴っているのだけど。

先の未来に進むにつれ。

その余白というか行間が多くなる。


ライブの始まりの緊張から一転、

次の瞬間にはライブ終わりになっている。

ライブ自体は端折られているのだ。


■そんな感じでトントン拍子に

ロカの人生は進んでゆく。

でも、その描写を飛ばされた時間も。

読者はありありと思い描くことができる。


出会った人たちの愉快さや優しさ。

面白い偶然の出会い。

落ち込みそうにもなるけれど

ガサツで乱暴者の柴島ちゃんはいつも寄り添ってくれる。

彼女のパワーにとても救われる。



■そうして飛び石のように見せられた彼女の人生は

アッと思った瞬間に終わる。

最後はザックリと端折られて。

本当にアッと思ってしまうのだが。

その間のことはなんとなくわかる。

とても良いシーンだけがポツリポツリと描かれて

おしまい。

(バカめ!これはラストシーンじゃないぜ)

■映画になるよねこれ。

アニメ監督とかこれ絶対映画にしたくなるでしょー。

ストーリーは断片なのでいくらでも付け加えられるし。

実写映画でもいいなー。

でも、実写にすると絵がしょぼくなりそうだから。

アニメ映画が良いなー。


あー、良いものを見た。

なんたる。

なんたるや。

ROCA: 吉川ロカ ストーリーライブ  @amazonより 


↑
紙の同人誌も通販で買えるみたいよ?

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ファンアート。


高畑勲が生きてたら映画にしそうだ。

「じゃりん子チエ」に近くもあるよね。



曲の歌詞の風景と感情




「最近の歌謡曲の歌詞は風景描写無いように感じる」

「そうか?」

「まぁ、なんとなくなくもない感じでもするけど。もう少し詳しく言うと物語がない」

「え?そうかな?なんか感動する感じのあるじゃん?」

「そうなんだよ、そこもなんとなくあってラストシーンだけある感じ」


「あー、うーん、そうかなー?じゃあ昔の曲はあるっていうの?」

「あると言うか、一曲でテレビドラマとか映画みたいな曲が多かったイメージ」

「たとえば?」

「雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう…とか」

「クリスマスじゃーん!」


「だろ?アスファルトタイヤを切り付けながら暗闇走り抜ける」

「都会の夜をスポーツカーで恋人のマンションに乗り付ける感じじゃーん」

「な?夏が過ぎ風あざみ誰の憧れに彷徨う青空に残された私の心は夏模様」

「少年時代の夏の想い出じゃーーん」

「だろ?」

「ドラマチックだな昔の曲」


「いや、現代の曲もドラマチックではあるんだよ」

「あ、そうか」

「でも具体的な風景や物語がなくてドラマチックな感情だけがそこにある」

「あー、なるほど。そんな感じだ。感動はするものな」

「そう感動するのは一緒なのね。でも現代の曲は具体的なイメージがない」

「それはどう言うことなんだ?」


「感情移入しやすいと言うことなんだよ」

「あー、そうか。曲のぼんやりしたイメージの中に自分の顔をハメ込める感じね」

「そう!だからイメージがぼんやりしている方が誰でもその曲に感情移入しやすい」

「んー、ならば昔の曲は感情移入しにくかったってこと?」


「いや、それが昔の人はそれで感情移入していたのよ。自分と全然違う美男美女の都会のキラキラ恋愛モノの曲でもたやすく感情移入していた」

「えー?なんでよ?自分と全然違う人に感情移入できないでしょ?」


「違うんだよ。その時代には夢があった。自分もいつかは彼らみたいにキラキラ出来るはずだと思える将来に向かう希望があった」

「なんだよ、現代の若者が希望がないみたいに言うなよ」

「…あるのかい?」

「…。」


「つまり、昔は自分と違うキャラクターでもなりきれる、王子様にでもシンデレラにでもなれた」

「なれるわけねぇー」

「そう、現代の若者は王子様にもシンデレラにもなれないと気付いている」

「絶望的観測だな」

「絶望している。だけどシンデレラになりたくないわけじゃない」

「そりゃあ、ね」


「なので今の自分そのままで王子様に迎えに来てほしい」

「ご都合主事だね」

「ありのままに、だよ」

「レリゴーっスな」

「魔法使いの力でドレスもガラスの靴もカボチャの馬車も出てこない。魔法使いなんていない」

「悲しい」


「なのでもはや感情だけがあればいい、幸せな気持ちになれる曲さえあればそれで幸せだ」

「そうか、私はもはや特別な何かになる必要もなく」

「そう、自分だけの特別な物語を手に入れるため足掻くことも出来ず」

「幸せな感情だけ」

「幸福な想い出だけが」

「あれば良い」


「そうしてそれは脳に刺激を与えるだけで簡単に摂取出来る」

「世の中に希望がなく、人生の全てに絶望しようとも」

「素晴らしい音楽を聞けば」

「私は満たされ、涙する」

「…。」

「…。」

「いや、怖いわ」

「なー」


イルミネーション 真下に見下ろし
夜を昇ってゆく エスカレーター
凍りついた ビルの谷間を
ヘッドライトの 河が流れる

極楽京都日記: POST OVER  

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2023年6月7日水曜日

【音楽】「ひなのいえづと」Remon Nakanishi(中西レモン)

「ひなのいえづと」Remon Nakanishi(中西レモン)


■最近はあまり新しい音楽を聞かずに

昔からファンのアーティストの新譜しか買わない

と言う老化的音楽視聴だったのだが、


ラジオから流れてきた

中西レモンの「ホーハイ節」と言うのを聞いて痺れまくってしまったのだ。


すかさずiTunesストアで購入!

割とつい最近出たアルバムなのね。


■歌は真っ当な民謡ボイスで

「ホーハイ節」と言うのも元からある民謡のアレンジみたい。

しかしそのアレンジがもう絶妙!

ちゃんと現代のスタイリッシュな音楽なの。

西洋ヨーロッパ音楽なのかな?

だけれどもその民謡のテイストにバッチリマッチしていて

とてつもない悦楽の音楽になっているのですよ!


たまんねぇ。


11曲入っていてそれぞれ違う感じで

それぞれが最高にカッコいい!

何なのこれ!


■まぁ、俚謡山脈(りようさんみゃく)っていう

民謡をクラブでかけるDJの人のラジオを

ここ数年聞いたりしていて

「民謡カッコええなぁ」とか思っていたわけですよ。

でも、民謡はあまりCDとかないのね。

あってもとっくの昔に絶版になっているものばかり。


■そんな折、「大友良英のJamJamラジオ」って番組で

岸野雄一って人が紹介していたのがこれ!


■民謡をアレンジって言うと

ドラムとギターを入れてロックアレンジだ、

なんてのがお手軽にやりがちなんだけど。


これはちゃんと民謡そのままのパワーは残しつつ

現代の音楽でその良さをくっきり際立たせる。

本当に絶妙なる音楽に昇華されていて、

本当に気持ち良いのですよ〜。


まぁ、何はともあれボーカルがとんでもなく良い。

何だろうねこの心地良さ。

そして楽しい!

何か遠くに忘れてきた喜びの物語が掴めそうだ。


■サブスクでもあるのかな?

とりあえず聞いてみてくださいよ。

大好き。



DoyasaRecords中西レモン

中西レモン、1stアルバム『ひなのいえづと』関東の盆踊りシーンを沸かせる気鋭の唄い手  


↓


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ひなのいえづと @amazonより

2023年3月12日日曜日

【1P漫画】千年旅団の歌【アルファンベルトいちごちゃん】

Millennium Brigade Song


千年旅団の歌です。


散歩を続けて 三千年

財布をくすねて 四千円

感謝の気持ちで 六千年

アブラはハタビラ 何光年


千年旅団は旅を続けます。

停滞し決まった場所に留まることも大事ですが。

それは休符です。

音を出すためには動かなくてはなりません。

前に進めば小節は進み、

新しい音は紡ぎ出されます。

その旅にはやがて一定のリズムが生まれます。

それは心地の良い音楽のリズムです。

ずっと踊っていられそう。

そう、何千年でも。

何光年先にでも。





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2022年7月17日日曜日

【映画感想】エルヴィス【#Elvis】


■とても良かった。

彼の人生とかもあるのだが。

音楽という存在がとても素晴らしいものだと感じられる。

冒頭の音楽の神が降りてくるシーン、よくわかる。

音楽には得も言われぬ瞬間があるのだ。

それがこの映画のそこかしこにある。

喜び。


■エルヴィスの子供時代

黒人集落のテントで見た

ミサとパーティが音楽によって奏でられてるシーン。

精霊が降りて来そうな混沌の坩堝。

音楽がその空間の世界を変えてしまう。

高まるリズムに心が高揚する。

精神が脈打ち圧倒的な快楽に打ち震える。

しかし頭はとってもクリアだ。


■あそこで全てが決まってしまった。

エルヴィスが人気絶頂になった時の

パーカー大佐の言う

「観客からの絶大なる愛、奴はそれの中毒になったのさ」

ファンから愛は恋人からの愛よりも強い。

その喜びは金では買えないし、

他の何事にも代え難い。

プロ野球の清原が薬物に依存したのもそれだ。


■しかし、それは麻薬ではなく。

本当にしっかりと良いものなのだ。

真実の幸福に辿り着いたと思えるほどに。

悟りを開いたお坊さんのように。

その手に掴んだのだ。


しかし、だからこそ

それを手離せない。

完全な幸せを捨ててしまうことなど出来はしない。

強欲なのではない。


チヤホヤされたいなんて域はとっくに越えた場所だ。

贅沢な暮らしはあのステージの絶頂とのバランスを取るためだけのものだ。

神が与えたたもうた福音には

それだけの副作用があった。


■現代ならば、対処の使用があっただろう。

しかし彼の時代にはなかった。

絶頂と共に蝕まれていくエルヴィス。


■そして42歳でこの世を去る。

だが、彼の音楽は残った。

ただの流行で終わらなかった。

多くの人の中に残り

多くのミュージシャンに影響を与え続けている。


■なんてことを

この映画では彼のプロデューサーでプロモーターの

パーカー大佐の独白で語るのだから。

それがどこまで本当なのかはわからない。

全部嘘かもしれない。


トム・パーカー大佐役のトム・ハンクスが

役作りのためにエルヴィスの妻だったプリシア本人に会いに行ったそうだが

彼女が言うには

「彼はすばらしい人だった」

とのこと

しかし付け加えて

「それなりに悪党だった」

とも言う。


■エルヴィスとパーカー大佐

「俺とお前は似ている」

というのなんだか分かる気がするのだ。


とても楽しい。

音楽よ永遠なれ。



映画『エルヴィス』オフィシャルサイト - Warner Bros




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2022年5月29日日曜日

【映画感想】犬王


■無茶苦茶良かったー!

しっかり時代モノをやっているのに、

青春で人生でダンスでミュージックで

舞台でドラマチックでダイナミック!

うわー踊りたいなー。


■室町時代なのかー。

昨今、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とか

アニメ「平家物語」とか

漫画「逃げ上手の若君」とか

漫画「ワールド イズ ダンシング」とかで

今までぼんやりとしかわかっていなかった

そこら辺の歴史がくっきりと輪郭を持って浮かび上がってきた。


■光を失うが琵琶法師の唄に魅了された少年と

能楽の家に生まれたがその体に呪いを受け

異形の身体となった、しかし快活に踊りの道を突き進む少年。

その二人が京で出会った。


お互いの才能を響かせ合いながら

ぐんぐんと成長する二人。


現代で言うと

上京して一旗あげてやるぜ!的な。

東京じゃなくてミヤコは京都だがな。


■その情熱はそのまま二人のライブパフォーマンスで表現される。

それがもう圧倒的!

新しいことを始めようとする熱い心は

見る者の心を奪う。


ダンサーの人は見ろ。

ミュージシャンの人も見るがいい。

そしてこれを作っているのはアニメーターだ。

全部まとめて創作の情熱なのだ。


■そして自身が創作をする人でなくとも良い。

良いものを見て心が動く人であれば

クラップユアハンズ!

手を叩いて応えよう。


楽しい感動と。

嬉しい驚きと。

心地よい情動を。


あなたの物語を伝えるのが彼らなのだ。


いや、ほんと実はあまり言葉がない。

とても良いものだと言うだけだ。

言葉に出来ない所を表現している。


■私はその足で直ぐにサントラを買いに行ったし、

偶然にも京都に住んでいるので、

彼らがいた場所にもするりと行ってみた。

知ってはいたが行ったことはなかった、

今宮神社前のあぶり餅も食べに行った。


そうだ、広島の厳島神社も行ってみたいなぁ。


■ドン、と衝動がひた走る。


そんな映画だ。

ロックだ、フェスだ。

歌えや踊れ!

叫び続けろ。


いやはや、面白いですなぁ。

泣けるほどに盛り上がる。



■古川日出男の小説「平家物語 犬王の巻」が原作で

松本大洋はキャラクターデザインだけなのだけど、

犬王と友魚の関係が

ピンポンのペコとスマイルの関係に似てるのよね。


犬王が陽で情熱

友魚が陰で冷静

なんだけど。

クールだった友魚が最後に向かって爆発的な情熱を燃やすのよね。

犬王はあくまで太陽として爛々と輝く。

むしろヒリヒリと自分の命を賭けてる、笑顔のままで。

たまんないよね。


■そんなところもありこの映画

湯浅政明監督の真骨頂で最高潮の作品と言い切って構わないでしょう。

全てが詰まっているぜ。

最高!

サンキュー!




劇場アニメーション『犬王』



追記:新しい事を始める事を、よく思わない人もいる。
それもきっちりこの物語の中に入っていて、
犬王と友魚が人気を得ていくにつれ。
伝統を重んじる人はイラつき出す。

心の中では奴らも凄いと分かっていながら、
それがポッと出て出てきたように見えてしまうので。
ならば我らが粛々と積み上げていた正しさは間違っていたと言うのか!
そんなことは認められぬ!
認めてしまえば、これまでの我らの全ての事が無駄だと言うことではないか!

…なんて思っちゃう。
それは全然間違っていて。
無駄にはならないし、正しいことだ。

しかし、正しいことはひとつではないし。
どんどんどんどん生み出されてゆくのだ。
あぁ、恐ろしいねぇ。
ブレーキをかけると熱が出る。
それは前に進もうとしているからだよ。


極楽京都日記: 【アニメ】デビルマン crybaby【テレビドラマ】

極楽京都日記: 【映画感想】シン・ウルトラマン  


追加絵:でっかい鯨

女王蜂アブちゃん&森山未來


■