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2022年5月15日日曜日

【映画感想】シン・ウルトラマン


■ふははは!

とても良かった!

というかウルトラマン・ゼンブ!

この一作にウルトラマンの全てがあった!

なんだろうねぇ、このピッタリ感。

生命と宇宙。

あと頭の良い人が多いと話が早くて良い。

充足!

■私は世代的にはどうなんだろう?

ウルトラマンセブンとか

ウルトラマンタロウとか

ウルトラマンエイティを見ていたような気がする。

しかし覚えているのはオープニングの曲だけで

内容はさっぱり覚えていないのだった。


再放送とかバンバンやっていたので

帰ってきたウルトラマンの曲とかも知ってはいる。


■そんな私なのだが

このシン・ウルトラマンはすごく良かったのだった。

なんだろう?

ちゃんとしている?

子供騙しではない。

だからと言って大人向けでもない。

そんなこと関係なくちゃんと作ってあるのだ。


■なんとなく不思議な怪獣と

不思議な宇宙人、じゃなくて。


しっかり地に足のついた設定がある。

彼らがどういうふうに生きてきて

なんのために地球に来たのか。

それがちゃんと分かるので。

ホラ話ではなくなるのだ。


■そしてそれをきっちりやることによって


地球に住む人間も

どいうふうに生きてきて

なんのために行動するのか、

それがくっきりと浮かび上がる。


■途中でチームのひとりが連絡も無いまま単独行動に走る。

それになんとか追いついた相棒が彼に対して怒りを露わにするが、

彼は言った

「君が俺ならどうしてた?」

それを聞いて相棒は直ぐに納得をする。

相手の気持ちを考えると言うことは、これだ。


■大抵の人は相手の気持ちよりも

自分が嫌な思いをしたことが重要になってしまう。

自分の利益が中心なのだ。


■侵略を企てる宇宙人もそれだ。

利益によって行動する。


地球人に価値があれば友好的に支配しようとするし。

無価値だと判断すれば地球人全滅を画作する。

それでも地球自体に価値があれば、

大地を傷つけないように人間だけを殺すし。

それすら価値がないと答えが出たのなら

地球ごと破壊することもいとわない。


そこに相手の気持ちなどはない。


■君は「宇宙人はなんて酷いやつだ」と思うのだろうか?


人間だって人間以外の生き物を自分達の都合の良いように絶滅させているし。

もしくは食料として増やしているし。

その生息地域を更地にしてスーパーマーケットを建てたりもする。


いや、しかしそれは生きる為に仕方のないことだ。

まぁそれを百歩譲って認めたとしても。


■あなたは人間の気持ちを理解しているのだろうか?

分かっているのは自分の気持ちだけなのではなかろうか?


そんなことはさておき

(さておかれた!)


■アクションシーンは心躍る。

巨大な兵器の戦争合戦といえばそうなのだけど。

超巨大な人間のような形をしたものが、

街中で山の中で戦いを始めるのは

なんとも魅力的なものなのだ。


ビルをも壊す圧倒的なパワー。

そしてその圧倒的なパワーを打ち返す底力!

巨大なエネルギーの爆発は

なぜだか人に元気を与える。


■巨大なエネルギーの爆発、

それを私たちは知っている。

それは太陽のエネルギー。


長い雨が止んで

陽の光に照らされると

それだけで元気が湧いてくる。


■そしてウルトラマンは光の戦士。

腕からはスペシウム光線。


銀色に輝く光の人は

なんだか人間に元気を与えてくれるのだ。


光のエネルギー、

それは君の心の中にもある。

そう、輝く君のエネルギー。


■…なんの話だ?


シンウルトラマンとても良かったよ、

という話ですよ。


良かったね。


かーっちょい〜い♪



映画『シン・ウルトラマン』公式サイト






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