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2020年12月27日日曜日

【映画感想】ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!


■まさかのダークホースでサイコー過ぎた!

勢い余ってサントラ買ってしまうほどに!

基本ポンコツSFなのに

感動して泣いてしまった!

ミュージシャンの人はみんな観たよね?

クリエイターの人のも必見!

とても心地よく殺されるよ!

やったー!

今の世こそ観るべき怪作!

楽しい!


■いやー、一応続編ってことらしいけど。

私は全然前作知らなくても楽しめたし

そう作ってるはず。


■なんかビルとテッドって二人組の音楽が世界を救うのだ。

って未来の偉大なる者から啓示を受けるだが。

その曲が出来ない!


彼らがそう言うのだから

いつかはきっと出来るはずだと

未来はそう決まっているはずだ。

と思いながらも20年の月日は過ぎ

若かった二人もおっさんに。


あれ?もしかしてそうではなかったのでは…?


楽天的で前向きな彼らも少しその思いに翳りが見えて来た。


■そんな折り、未来からの使者が再び!


やった!

やっぱり俺たちがやるんだよね!?

そうだよね?


そうなんだけど。

今から77分以内に曲を作ってとある場所で演奏しなければ、

世界は崩壊しますのことよ。


■はぁ!?

なんで!?


なんでって言われても

実際そうなんだから仕方がない。


ほら、はよ曲作れ。


■って言われても数十年やって作れなかった曲が

そんなすぐ作れるわけないやろがいよー!


でも、作らないと

全ての時空が滅びるよ。


なんでやー!


と、そんな感じでドタバタ劇が始まるのですよ。

時空を超えて解決策を見出していく。


■でも、見つからない〜!


どうするんやー!

きえー!


■いや、まぁこれが面白い。

そして楽しい。

きっといつか俺たちは出来るはずだ、

という根拠も不安定な信念。

それに音楽が絡むと

どうしてもうこうポジティブな気分になれるのか?


■世界を救う音楽。

そんなものが本当にあるかのように思えてしまう。


■どんな苦難にも負けない不屈の闘志…

、と言う感じではなくて。

どんな状況でも

何とかなるんとちゃうか?

まぁ、やるだけやろうや。

うまいことやる方法があるはずや。

きっとな。


■そんなもう凄く前向きな感情で

どんどん転がってゆくのでとても愉快。


それでいて最後は感動に持っていくし。

人生、捨てたもんじゃないな。

なんて思ってしまえる。


■ブルースブラザーズとかも近い感じかな?

とてもポジティブなパワーがある。

アホとも言えるが。

それが良い。


とても良い。


ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! タイムリミットは77分



サントラ2枚あって、一つは本当に映画のBGMなので注意が必要。

ラストの曲も入ってない。

ヴァリアス・アーティスト版のいろんなミュージシャンヴァージョンの方がおすすめ。



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2020年12月25日金曜日

【2020】博物館の夜 寺尾紗穂と七尾旅人【京都文化博物館】


あれは デビル♪

デビル デビル

あれは ナナオ

デビルマーン♪

ナナオマーン♪


■博物館の夜 七尾旅人と寺尾紗穂

2020年12月20日(日)

京都文化博物館 別館ホール


ライブを見に行ったのでした。

とてもよかったのです。

そうして感動の余韻で

ライブレポート漫画を描いたのだが…。


…どうしてこうなった!


これはライブレポート漫画ではない!

フィクションです!

七尾旅人はデビルではない!

寺尾紗穂さんはエンジェルでしたが。


でも、だいたいあってる。

こんな感じでした(違うよ)


■初めは寺尾紗穂さんが1時間ほど歌って

その後七尾旅人さんが1時間ほど歌い。

そうして二人揃って4、5曲歌ったのでした。


石造りで西洋建築な博物館の

小ホールでそこに見合ったカバー曲なども織り交ぜつつ。

二人の歌声が響くのでした。

耳が幸せ。


■七尾旅人氏は以前からファンで知っていたのですが。

寺尾紗穂さんは今回初。

繊細で透明な歌声ではあるものの、

ものすっごい暴力的なパワーも感じる!

強い!

軽く意識が飛ぶ!

怖い!


■そして七尾旅人も多分寺尾さん目当てて来ていた客を

あっという間に飲み込んでいく。

MCで取り止めももなく話していた話題が

全て曲となってその形を成す!


なんてこと!

なんてことなの!

パン屋でカタカタを押すベイビーの旅人が見えるわ!


■そんな感じで

なんやかんやで

世界は平和になりましたとさ。


めでたしめでたし。


良かったね。

七尾旅人(ななおたびと)オフィシャルサイト

寺尾紗穂(SAHO TERAO)オフィシャルサイト






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2020年12月21日月曜日

【漫画感想】アキエ・ルイト 他 黒谷知也漫画


■時々ツイッターで奇妙な魅力のある漫画を発表されていて。

偶然、目については読んだりしていたのだけど。

あまり詳しくは知らなかったのだった。


■ある時、ふと。

あぁ、こんな漫画家さんなのだから単行本もあるはずではないか。

なぜか調べようとする発想が今までなかった。

そして調べてみたのならば、

ずらり。

山のように作品があった。

お宝だ!

■どうやら多くの本を自己出版しているようだ。

商業誌ももちろんあるが。


■そんなわけで、私的に超好みな作家さんなので。

ズイズイと読んでいったのだった。

まだ全部は読んでいないのだけど。



■これが楽しい!

なんだろ?

基本、奇妙な物語である。

日常に潜む非日常を、まるで日常のように描かれている。

あぁ、そう。

世界の秘密を知る漫画です。


不思議な光景、不思議な現象を見てしまって。

それを探究しようとする。



■逆に、物語的盛り上がりはあまりない。

主人公がピンチにおちいったり、

恋のライバルとバトルをしたりは全然しない。


奇妙な現象を追跡してゆく。

調査してゆく。

そしてついにその現象の仕組みが解明されるのか、

といえば、そうでもない。


ただただ、世界の不思議に圧倒されて終わる。


■そこに何も無いのかと言えば

奇妙な感動が残る。

世界の一部に触れたような感動だ。

■ほとんどは短編である。

ひとつひとつが世界の謎に触れる。

どこかの国の奇妙な風習であったりもする。

他人が見れば驚くが地元の人にとっては当然のことだったり。


なので、本当は不思議なことでも奇妙なことでもない。

当たり前に世界に存在する話なのだが。

私たちが知らなかっただけなのだ。


■そう、そんな感じで。

これは作られた架空の物語あるはずなのに。

本当の現実の世界もそうなのではないか、と思える。


■そしてこの作者は「本」に凄く引き纏われている人のようで。

本に関する物語が多い。

小説、エッセイ、書籍、図書館、文章、文字、言語。

それらに深く関わるお話。


「本ばかり読んでいてはダメだ、外でいろんな体験をすることが重要なのだ」


なんてことを言われた人は本読みには多いかもしれない。

だが、それは違う。

本は重要だ。


■本には世界が織り込まれている。

本の作者は世界のことを書いているのだ。

別に風景のことだけでなく、

人について書いていたとしても、

それは世界だ。


■多くの作者が世界を濃縮して書き写している。

それはもちろん世界の一部。

私たちがぼんやりと体験している世界より深く

作家は文字にして世界を定着させている。


■そんな世界の一部が

図書館には山のようにある。

書店にも随時投入されている。


■そう、全ての本を読み尽くせば

世界の全てが分かる。

世界の全てが理解できるのだ。


■しかしまだ、

「本を書き尽くした」

と言う話は聞かない。


本はこれからも

あとからあとから溢れ出てくる。


■つまり、まだ人は世界を書き切ってはいない。

しかし、いつかきっと

世界の全てが、描かれる。


■それは巨大な図書館に収められ。

夢の中で閲覧自由だ。

持ち出しは禁止だが。

もちろんそれは図書館というには巨大過ぎ。

宮殿のような有様だという。




■何の話だ!

なんか、そんな感じの愉快な漫画なので。

気になった人は読もう!


とりあえず以下をお勧めしておきます! 

●「アキエ・ルイト」

世界に影響を与えないという奇妙な現象を持つ少年の話。


●「軍艦雲」

軍艦雲、そういう気象現象がある。それは時折現れ、町を飲み込む。


●「二乗の本」

その本は1ページ開くたびにその大きさが二乗になる。

全300ページほどある。最後まで開けるとその大きさはどうなるのか。



さらっと読んじゃいな!


世界の全てがそこにある。



黒谷知也|note

黒谷知也 - pixiv




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2020年12月15日火曜日

【2020】下鴨神社 紅葉

12月13日。

もうとっくに散っていると思っていたが。

下鴨神社のTwitterアカウントが

「見頃です」と言っていたので見て来たのだった。


とても綺麗。


ずいぶん前に行った気がするけど。

少し木の雰囲気が変わってるところもあった。

妙な社が増えていたし。

数年前の台風で少し木は折れたのかもしれない。


写真をずらり。

正面の入り口の左側の端っこの方。

全然メインの場所じゃないけど良い感じ。

オレンジ!

これも本殿ではない。

ナイス形!

ちっこい車止め鳥居が良い。

メイン参道の横手の道、
ここで流鏑馬とかやってる。

知らんちっさい社が増殖してた。

緑との混ざり具合。

奥まで続く。

ぬん。

ラグビーボール?

ラグビー発祥の地?

良いポジション。

良いでしょう?

色合い!

パワー!

テクニック!

わっさー!

すん。

鳥居人。

この門をくぐれ。

舞台。

両手をあげて。

わちゃわちゃ。

橋。

御手洗祭りの時の場所ね。
みんな水占いっていう
紙を水につけると占いの結果が出るやつやってる。

てくてく。

横っちょの出口から出る。

シェイプ!

天狗の扇。

森の横の散策小道。

色合い!
(紅葉はだいたい色合いだ)

前に居るのは知らん兄ちゃんたち。

はらはらと。

涙あふれるよに。

小川。

のったり。

怪物。

紅。

赤い人。

隙間から赤い人。

木。

木々。

のっそい。

ほっさい。

うわっと。

紅葉。

軍団。

良い黄緑。

まさに。

さらなり。

これぞ。

喰らい尽くせ。

木の方が強い。

パレット。

誰か居る。

ぐにゃり。

あちらへ。

こちらから。

よっこい。

すらり。

ほいさ。

とんとん。

人間よ。

どうだね?

安心かね。

心をまるめよ。

そして平らに。

無限の彼方へ。

おしまい。


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2015年に行っていた↓

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極楽京都日記: 第27回下鴨納涼古本まつり:8月12日(火)~16日(土)