■映画「ナポレオン」観た。
素敵!
なんか妙な感じで良かった!
変に映画的な盛った感動じゃなくて、
彼の人生がまるっと描かれていた。
全てのシーンが美しいし。
騎馬で銃剣と大砲、
皇帝となる戴冠式。
見たいものが全てある。
そしてワーテルローの戦い。
映画館を出た時の足取りが変わってしまうのだった。
■スカッとしたいとか、
いい気分になりたいという人には
向いていないかもしれない。
■雨上がりの虹を見て綺麗だな、
なんて思う感じなのだ。
雨上がりの虹を見て、
写真撮ってアップしたらバズるかも?
って人には向いていない。
■ナポレオンは
日本で言うところの織田信長的存在なのだな。
家臣に裏切られるし。
そう言うところではスティーブ・ジョブズでもありますね。
自分の会社でクビにされるし。
ナポレオンは生涯流刑回数、2回!
そして彼ら全て
圧倒的な才能があると言うこと。
■そんな自分の能力に自信のあるナポレオンも
初めての指揮官としての戦争は震えてしまう。
■良い部下は居ても
自分と同じレベルで話せる相手はいない。
自分は相手の気持ちを読み込んで作戦を立てているのに
自分の気持ちを理解できる人は誰もいない。
■妻さえもそうだ。
だが唯一、妻だけは同じ壇上に上がってくれる。
私の方が圧倒的に権力があるとしてもだ。
彼女は誰にも分け隔てがない。
それは彼女にとって世間の全てが敵だからだ。
■しかし、だからこそ
皇帝である私に対しても
ただひとつの敵として対峙してくれる。
彼女は夫婦である以上に
親友なのだ。
彼女が私を敵とみなしていても関係ない。
美しい。
彼女は美しい。
■草原に隊列を組んで並ぶ兵隊の銃剣は美しい。
しなやかな馬の筋肉の躍動、
雄叫びを上げ突進する騎兵の姿は素敵だ。
兵達が集まり幾何学的な方陣を組む。
それは機能的に外敵を防ぐ。
そして大砲だ。
圧倒的な美。
それは大いなる威力、
その破壊力を最大限効果的に機能させる
私の作戦はとても美しいものだ。
■そんな私を排除しようとする馬鹿者どもがいる。
世界が完璧でないのは仕方がない。
だが、非効率な世界は美しくない。
効果的に配置せよ!
人にはそれぞれ自分に合った居場所がある。
自分を効率的、効果的に使える場所だ。
■そう!私を戦場に置け!
あの場所こそが私を美しく輝かせる
唯一の場所だ!
私をあそこへ!
世界を輝かせるために!
■なーんて、感じで美しい映画でしたよ。
最後はあっけなく。
もう終わってしまうの?
なんて思ってしまいました。
まぁ、人生なんてそんなもんだ。
美しかったよ。
さようなら。
■人は死んだが、その責任は全てナポレオンにかぶされた。
現代の戦争では個人に責任が行き着くことはない。
誰もが責任を取らない。
みんなで殺しているのに。
映画『ナポレオン』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
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映画「ナポレオン」素敵!なんか妙な感じで良かった!変に映画的な盛った感動じゃなくて、彼の人生がまるっと描かれていた。全てのシーンが美しいし。騎馬で銃剣と大砲、見たいものが全てある。そしてワーテルローの戦い。映画館を出た時の足取りが変わってしまうのだった。 #ナポレオン pic.twitter.com/AUUnNA6TeO
— 内海まりお UTUMI Mario (@mariouji) December 2, 2023
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