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2020年2月2日日曜日

【漫画感想】惑星をつぐ者 戸田尚伸


■ジャンプの打ち切り漫画の話になると
必ず出てくるこの漫画
「惑星をつぐ者」
単行本1巻完結。10話もない感じかな?

■1995年連載で
結構面白かった印象があるのだけど
あまり話覚えてなかったり。

そんで昨今kindle出てたので
買って読んで見たのでした。


■そしたらば、これが面白い!
すっごいSF、スペースオペラでありながら
北斗の拳とかジョジョの奇妙な冒険のテイストもある。
冒険アクション活劇だったのですよ!
ハヤカワSF小説的納得度でありながら
ちゃんと少年漫画になってる!


■少し未来、
宇宙には様々な宇宙人がいたが
そこは弱肉強食の世界
他の宇宙人に比べて弱かった人類は
奴隷として支配される存在と成り果てていた!


■ヒャッハー!働けー!
ひ弱な地球人どもめー!

■そんな強靭な種族に立ち向かう一人の人類種がいた!
彼の名はバラダット・ナイブス!
科学者であった彼はどんな環境にも対抗できる
特殊細胞を自らの体に打ち込み
他種族に対抗できる強靭な体を手に入れた!

その細胞の力による光の刃
スパイラルナイフを駆使し、
困難に立ち向かう!


■そんな感じで1話ごとに
新しい惑星に行って
新しい種族と出会ったりして
とても面白い感じなのです。

スターウォーズの宇宙冒険感もあって。
知的好奇心も満たしてくれる大変濃密な良作なのですよ。



■多分、もう少し後に始まったら
ちゃんと続いていた気もする。
早すぎた名作ですな。


■まぁ、あとちょっと絵柄が垢抜けないってところもあるけど。
それを補って余りある底力がこの漫画にはありますよ。


■あ、そっか今なら海外ドラマでやれそうな漫画ですよ。
漫画とか小説のクリエイターの方ならかなり刺激を得られるかと。
スターウォーズみたいなの描きたいけど
長くなるから無理かなー、
なんて思っているあなた!

1巻完結でちゃんと面白いスペースオペラがここあります!
出来るんだよ
面白いものは!












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