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2013年12月1日日曜日

シンリャクモノデ1 竹本泉 :漫画


■シンリャクモノデ 1 竹本泉

うわー、竹本泉の漫画はどれも好きなんだけどこれは特に好きー!
読み切りモノでしかも「侵略モノ」縛りというわけがわからんことやってるのに。
のほほーんと愉快。
それでいて珍妙なSFだからたまらないのですよ!

特にとかげ星人サールスに既に人類が支配された世界で。
サールスは独自の価値観と規律を持っていて、
殺人を特に許さない。
殺人事件が起こった場合、徹底的な捜査が行われるのだが、
それでも犯人が見つからない場合。
現場を中心に街全体を空爆するのだ。

…なんていうトンデモ設定を読み切り24ページで使っちゃうのだ。
当然それっきりで、次のページからは全然別の話が載っている。
異様な読み切り連載なのだ。
だけれども、とんでもなく軽いし楽しい。
オチの無い話も多いのだけど。
この全体がとても良いのだ。
良いのだから仕様がない。

あぁ、幸せだなぁ。
ほっくほく。


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