■ネット系の頭の良い人達の言動が何やらズレて感じてきたのでした。
結局、彼らの言うことは
どんな過酷な状況でも
一部の能力のある人は切り抜けることが出来るってことで
多くの人は取り残されちゃうんですよね。
しかも多くの取り残された人たちの仕事の恩恵も、
切り抜けた人たちは利用する。
■結局、世界は良くならないし。
一部の人が逃げ切るだけの作戦しか
彼らは持って無かったのですよね。
■もちろん十分に一般の人たちよりも優れた人なのだけど。
世界を救うレベルでは無かった。
自分と同じようなレベルの人だけしか救うことが出来ない。
中途半端な天才たちだったのです。
■しかし、昨今の混乱した状況では
むしろ一般的な人に被害を与えて
自分たちだけ安全を得る。
その程度の人たちだったので。
あまり彼らのアドバイスを鵜呑みにすると
お金を巻き上げられて露頭に迷います。
■いや、いやいやいや。
言い過ぎた!
これらは私が勝手に彼らに期待しすぎただけのことで。
過剰な要求をするのは間違っていた。
彼らも私たちも自分のことしか考えられない小物なのだ。
■世界的な視野を持って
世界を救うような人はほとんどいないと言って良いだろう。
期待するな。
■この状況が面白いのは
その小物天才たちのアイディアは
社会の歯車から脱出して
自分たちだけの新しい小さな歯車を作ることなんですよね。
小さな社会を再構築する。
しかも、以前の社会にも依存しているので
単独では存在できない。
なので結局、その小物天才のグループも
大きな社会の歯車からは逃れられていない。
本体が潰れれば死ぬ順番は最後の方になるかもですが、
結局、自分だけでは支えられないので潰れちゃう。
■そしてさらに不思議なことは、
彼らは自分たちの冴えたやり方で
もうすでに十分な金銭は得ているですよね。
もうこのまま一生働かなくても十分生活できる。
なのに、彼らは発信を続けるんですよね。
なぜか?
世界を救いたいからなのか?
違うね。
忘れられてしまうからなのだ。
■彼らのことを良く思い出して欲しいのだが。
様々な冴えた意見や新しい発想は多くあるのだが。
作り残したものが無い。
合ってもごく一部でもう随分と昔のものじゃない?
■彼らは効率よくお金を稼ぐ仕組みを作るのが上手い。
それはもちろん先行者に優遇されるもので。
後から追いかける者が増えるとその仕組みは普通のモノになってしまう。
■なので彼らは常に最先端の新しい仕組みを発明しなくてはならない。
しかしそれはあくまで効率を良くする仕組みなので。
新しい何かでは無いのだ。
彼らが残すものは何も無い。
■だから彼らはグルグルと回り続ける。
社会の小さな歯車として
最先端を走り続ける。
休むことは出来ない。
休めばあっという間に
その価値は無くなってしまうのだから。
■だが、その天才が作った組織は大きな利益をもたらす。
しかしその巨大な利益と反比例して組織の人数は減ってゆく。
効率を求める方法を突き詰めるのだから当然だ。
多くの人間は解雇される。
一部の人間が多くの富を得る。
一部の金持ちはそれほどお金を使わないので、
多くいる貧乏人から小銭を巻き上げる商売に行き着く。
高級ブランドショップは断ち消え。
100円ショップが軒を連ねる。
そして最終的にはお金を払える者がいなくなる。
消費者が消える。
無料広告を見ても誰も物を買うことが出来ない。
ネット広告の価値がなくなる。
お金がお金持ちの所で停滞しているので、
お金の価値がなくなり、
物々交換が始まる。
なんてね。
■まぁ、結論としてはお互い依存しすぎないように。
どっちか一方に偏るのではなく。
それぞれの良いところを吸収していけば良いと思うよ。
自分に合った方法をそこかしこから。
まぁ、難しいけどね。
■自分のオリジナルの何かを作っているのは
後々すごく有利になる気がしている。
仕組みを売るだけの人はなかなかキツくなりそうよ。
いや、どうだかね。
当面の糊口は凌げるのかな?
未来はわからんよ。
極楽京都日記: 政治の才能
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— 内海まりお UTUMI Mario (@mariouji) February 11, 2021
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