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2021年4月11日日曜日

政治の才能



■政治家になりたい人のタイプが偏っている。


チヤホヤされたい人と

1位になりたい人。


■もちろんそうでない人もいると思うが、

大部分がそうである。


「いや、私は人のために働きたいんだ!」

と言うかもしれないが。

多分それは

「人のために働けばチヤホヤしてもらえる」

「私のことをみんなが見てくれて嬉しい!」

「議会の注目が私に注がれている!」

になっている。


■そして1位になりたい人。

それは勝ちたい人。

人生の勝者になりたい人。

名誉と栄光を手に入れたい人。

よく芸能人の人が政治に進出するのがこれね。


なぜか国会議員になることが

この国のトップになることなのだ!

と思っている人が多い。


■そんなことを踏まえて。

それらの欲望は全然オッケーで、

その欲望を原動力に

国を良くする政策を実行していけばいいんだけど。


■多くの政治家は国を良くすることよりも

自分を大きく見せることに力を注ぎがち。

そして議論の相手を打ち負かして勝ちたい、

という欲望に支配されてしまっている。


■本来の業務を忘れて、

自分が注目されたい。

私が勝ちたい。

そんな欲望にあっさりと負けてしまっている。


■そして多くの政治家がそのタイプなので、

それらの行動が

「政治家として当たり前の行動」になってしまっている。


「これは法律には違反しているのだけど、

 皆もやってる慣習みたいなものだから

 やっても大丈夫なんだよ。

 むしろ政治家であるならば

 そうすることが正しいのだ。」


なんて政治家集団の閉じた世界では

一般社会ではあり得ない愚行が

むしろ「政治家のたしなみ」かのごとく思われている節がある。


■なので政治家の不祥事は後を立たないし。

政治家は国を良くする行動が下手なまま、

政治的駆け引きのみが上手くなってしまう。


そして真っ当な理想を持った人は去っていくし。

毒虫を煮詰めて生き残ったような人しかそこにはいない。


■なので対策としては

今政治家やっている人には

別のチヤホヤされる仕事を与えた方が良い。


あまり人の迷惑にならない仕事がいいな。

VRゴーグルを与えて

仮想空間で独裁国家の総統の体験が出来るモノを与えれば

ハマってくれる気がする。


でも本人たちは嫌がると思うから。

寝ているウチにこっそりとやってしまおう。

現実の区別ができないくらいのリアルなヴァーチャル空間に

スムーズに移行させるのだ。

そこでは彼らの欲望に沿った、

血湧き肉躍り、カタルシスと快楽の坩堝!

そんな魅力的なストーリーをご用意しよう。


政治家の俺が転生した異世界は

政治が存在しない世界だったのだ!

政治家無双が今始まる!



追記:「転生したらスライムだった件」ってもしかしてそういう話なのか。統治する物語。



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