■政治家になりたい人のタイプが偏っている。
チヤホヤされたい人と
1位になりたい人。
■もちろんそうでない人もいると思うが、
大部分がそうである。
「いや、私は人のために働きたいんだ!」
と言うかもしれないが。
多分それは
「人のために働けばチヤホヤしてもらえる」
「私のことをみんなが見てくれて嬉しい!」
「議会の注目が私に注がれている!」
になっている。
■そして1位になりたい人。
それは勝ちたい人。
人生の勝者になりたい人。
名誉と栄光を手に入れたい人。
よく芸能人の人が政治に進出するのがこれね。
なぜか国会議員になることが
この国のトップになることなのだ!
と思っている人が多い。
■そんなことを踏まえて。
それらの欲望は全然オッケーで、
その欲望を原動力に
国を良くする政策を実行していけばいいんだけど。
■多くの政治家は国を良くすることよりも
自分を大きく見せることに力を注ぎがち。
そして議論の相手を打ち負かして勝ちたい、
という欲望に支配されてしまっている。
■本来の業務を忘れて、
自分が注目されたい。
私が勝ちたい。
そんな欲望にあっさりと負けてしまっている。
■そして多くの政治家がそのタイプなので、
それらの行動が
「政治家として当たり前の行動」になってしまっている。
「これは法律には違反しているのだけど、
皆もやってる慣習みたいなものだから
やっても大丈夫なんだよ。
むしろ政治家であるならば
そうすることが正しいのだ。」
なんて政治家集団の閉じた世界では
一般社会ではあり得ない愚行が
むしろ「政治家のたしなみ」かのごとく思われている節がある。
■なので政治家の不祥事は後を立たないし。
政治家は国を良くする行動が下手なまま、
政治的駆け引きのみが上手くなってしまう。
そして真っ当な理想を持った人は去っていくし。
毒虫を煮詰めて生き残ったような人しかそこにはいない。
■なので対策としては
今政治家やっている人には
別のチヤホヤされる仕事を与えた方が良い。
あまり人の迷惑にならない仕事がいいな。
VRゴーグルを与えて
仮想空間で独裁国家の総統の体験が出来るモノを与えれば
ハマってくれる気がする。
でも本人たちは嫌がると思うから。
寝ているウチにこっそりとやってしまおう。
現実の区別ができないくらいのリアルなヴァーチャル空間に
スムーズに移行させるのだ。
そこでは彼らの欲望に沿った、
血湧き肉躍り、カタルシスと快楽の坩堝!
そんな魅力的なストーリーをご用意しよう。
政治家の俺が転生した異世界は
政治が存在しない世界だったのだ!
政治家無双が今始まる!
追記:「転生したらスライムだった件」ってもしかしてそういう話なのか。統治する物語。
極楽京都日記: 愛は憎しみより強い
極楽京都日記: 国会議員の質問の仕方を学んだ小学生。
極楽京都日記: 格差社会
政治の才能。 pic.twitter.com/5EwixNM6Zz
— 内海まりお UTUMI Mario (@mariouji) May 11, 2020
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