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2020年12月13日日曜日

【漫画感想】魚豊「チ。―地球の運動について―(1)」


■出たぞ!

読め!


知性に重きを置いている人は必ずだ!

とても美しくあなたを殺してくれるぞ!

ものすごく楽しい!そして嬉しい!

紙版少なそうな気がするのでkindelで今すぐ読め!


ヤッタネ!

そうだ、君は救われた!


■ガリレオが言った

「それでも地球は回っている」

そんな現代人には当たり前のことでも

当時の人たちには非常識なことだった。


■頭のいい人が神の創りたもうたこの世界の仕組みを

「天動説」として知らしめた。

つまりはそれは神の摂理である。


それを否定し、別の考えをしようとするなど。

神の言葉に反く、異端である。

地獄に落ちる。

そればかりでなくその存在はもはや悪魔である。

処刑されなければならない。


そんな時代。


■でも、実際は「地動説」が正しいわけだから、

本当に頭の良い人は気付く。

だが、頭が良いので、それを言うのは世間的に良くない。

と言うことにも気付く。


■しかし、本当のことが明らかにされてなくて。

間違ったことを本当だと思っている世間ってなんだ?


■世界の仕組みは美しい。

もし神がこの世界を創ったと言うのなら

それは美しい仕組みで成り立っているはずだ。



今までの常識よりも美しい理屈が証明できれば。

そちらの方が正しいのではないか?


■それとも、もうすでに「そうだと」決まっているのだから。


そのことについて調べることさえもすべきではない?


もちろんそれが賢い生き方だ。

何も問題のない人生を送ることができる。

だいたい地球がどう動いていようが、

人間にはなん影響もない。


異端の説など忘れてしまうのが正しい。


■そうか?

本当にそうなのか?

みんなはそれで良くても。

僕は嫌だ。


■そんな感じで天才で利口に生きることが信条の主人公が

ふとしたきっかけで「知りたい」という

知性の魅力に取り憑かれ、

暴虐的な熱い情熱を持ってしまう物語なのですよ。


■いやー、これがもう楽しい!

まさに人生!

人生を賭けるべきものは何か!

その答えがここに!

いや、別にあなたの答えとは違うかもしれないが。


そんな学者の知識欲で

神の教えに反く行動が

なぜか感動を呼び寄せる。


そしてどこかに「愛」と言う存在を

表現しえてしまう気がするのだ。


■まぁ、それは言い過ぎかもしれない。

でも私はこの物語を読んで激しく動揺した。

漫画にこんなにも心を打ち震えさせられたのは久しぶりだ。

もはや、少し怖い。


■これは第1巻でまだまだ連載は続いているのだが。

この1巻で完結だと言われても納得してしまうほど、

全てが詰まっている。

なので、読め。


今すぐ読むんだ。

これは君のために言っているのだ。


本当の幸福を知りたくはないのか?



■なんつってねー。

「ドクターストーン」や「ヒストリエ」好きな人は是非!


いや、グダグダ言ってしまったけど。

本当、問答無用で読んでくれ!


魚豊「チ。―地球の運動について―(1)」 


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