■好き漫画家さんです。
思考をするっと実行してしまえる
不思議な漫画だ。
人の可能性が広がり
個人の知見が広まる。
■奇妙な知的好奇心がグリグリ爆発する。
その中の一編で
架空の街を脳内で散歩して絵日記を捏造する、
という話が気が狂いそうに良いかったのです。
脳で体験した架空の町での体験は
現実の体験とさほど違いはないのではないか?
という結論に帰結していて。
楽しすぎて大笑いしてしまった。
世界が改変してしまう。
面白い。
■基本的に読み切り短編集なのだけど。
主人公はいっしょ。
今回の本では少し長めの話があったのだ。
数話続く、旅行記
単行本表題の「グヤバノ・ホリデー」
■グヤバノのという謎のフルーツを発見して
現地の南の島まで飛ぶというのだった。
いや、作風から幻と現実が入り混じる感じなので
この「グヤバノ」のいうフルーツも
現実には存在しないものかと思ったら
実際にあるものなのね。
そして旅行自体も本当に行ったっぽい。
■それならば旅のエッセイ漫画なのかといえば
そう一筋縄ではいかない。
ちゃんと現地のレポートをしているのに
奇妙な作風により幻の街を彷徨っている気持ちになってしまう。
■そしてグヤバノはなかなか見つからない。
果たして彼女はそのフルーツを見つけることができるのか!
そしてその姿、その味やいかに!
ちょっとドキドキするドキュメンタリーな感じもしたのでした。
■その他にも
その奇妙な発想から
奇天烈な空間に迷い込んでしまったり。
芋掘りをして東京の地下を彷徨ったり。
基本彷徨っているような気がする。
■しかし、それがとても楽しいのですよな。
変な体験が本を読むだけで出来てしまう。
そう、本を読むという体験は
もはや現実の体験とさほど変わらないのではないか?
きっと、読み終わった後には
あなたもそう思うことだろう。
ぐにゃり^^
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panpanya「グヤバノ・ホリデー」まだ読み途中なのだけど、架空の街を脳内で散歩して絵日記を捏造する、という話が気が狂いそうに良い。とんでもねぇなぁ。https://t.co/sPsNhmZ3Nw pic.twitter.com/Qfu5viE1aB— 内海まりおUTUMI Mario (@mariouji) 2019年2月5日
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