あぁ、すごい良かった。
安直に都合の良い場所で降ろしてはもらえない
本気の突き抜け感が大変心地よかったです。
なので、難しい問題に対して
「仕方ないんだから、この程度でしょうがないでしょ?」
と言ってしまう人には凄いストレスになってしまうかもです。
だが、それが良い。
あいつが悪いのだから正義の力でぶっ潰せ!
では全然終われない。
そんなのは虚構の物語内だけの話だ。
自分に都合がよく、相手のことは御構い無しの
自己中心的な悦楽の欲望。
そして人間、悪魔、デビルマン
自分は何なのか?
所属を明確にすることで
思考は鈍くなる。
自分がなぜこんな行動をしているのか
理由もわからずに
自分はそうなのだから
そうするのが当然なのだ。
と、どんどん考えることを無くしてゆく。
「こんなことできるわけがない!」
と他人の行動を非難するのは簡単だ
それよりも
「私はこうする」
を研ぎ澄ませて行くほうが良い。
「良いか悪いかをオマエが決めるな!」
そう、何が良いか悪いかも自分で決めていかなければならない
誰かが言っていたからそうなんだ、ではなく
「私がこう考えるから、私はそう思う」
と自分で決断しなければならない。
そしてその決断に責任を取らなければいけない。
それは非常に面倒くさいから
決定は他人に任せて
それをあとから非難するのが
すごく楽で良い。
でも、そんな人はすごく簡単に操れる。
とまぁ、そんな感じで。
とても良かったのですよ。
ウヒヒヒヒ。
不動明のデザイン良いですなー。
私的にはずっと飛鳥了くん目線で見てました。
悪魔はそれほど悪い存在ではないんですよねー。
知能の高い猛獣ってだけで。
つまり人間を見れば悪魔が理解できて、
悪魔を見れば人間が理解できる。
でもどちらが優れているわけでもないから
その中間のデビルマンがいる。
そして他人の悲しみを感じて泣く。
たまらんですねー。
最後の3話くらいはガクガク震えて見てました。
全然物語の中だけの他人事ではないから。
君の思考の結末がそこかしこにある!
楽しいなぁ。
そして湯浅政明、電気グルーヴ、七尾旅人
私の好きな人が三人も揃うの嬉しすぎる!
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— 内海まりお UTUMI Mario (@mariouji) 2018年1月14日
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