■これはなんというか年功序列とか
学生時代の学年の序列の間違った呪縛に
多くの人が絡み取られたままなのよね、って話。
■同じ会社で長年経験を積んだからと行って
全ての人がその年月の分だけ良い人材になっているかと言えば
全然そんなことはない。
なぜならほとんどの人は成長しないからだ。
■例えば25歳の人が26歳になったとき
25歳のときより1年分成長したか?と言えば
そんなことは全然ない。
多少は成長したかもしれないけれど、1年分かと言えば
まったく全然足りていない。
また逆にダメになっている場合もある。
■当たり前のことなのだけど、
26歳の人が自分より年下の者、全てより優れているか?
もちろんそんな訳は99%有り得ない。
1%の天才の除いては。
■それでもあなたが年齢の分だけ確実に経験を積んで成長しているというのなら。
1年前より1年分成長して
半年前より半年分賢くなって
1ヶ月前より1ヶ月分力が強くなって
1日前より1日分スピードが速くなっていないといけない。
1秒前の自分より1秒分進化し続けなければならない。
そんなことは誰にもできていない。
でも多くの人は成長していると勘違いする。
それは何故か?
■学生時代にあった「テスト」がなくなったからだ。
自分の能力を客観的に見る機会がなくなったまま。
「なんとなく成長しているはずだ」なんていう
自信の都合の良い思い込みのみで
「自分は成長しているはず!」
と嘘を付く。
■そして
「だから私は年下より偉い!」
と思ってしまう。
すべては妄想だ。
■だからと言って
「おっさんはバカだ!」
と若者は言うべきではない。
あなた自身も成長しなければ
それは数十年後の自分の姿なのだから。
1秒ごとに成長はさすがに無理なので。
少しずつでいいから前に進めば良い。
しかし、気をつけないと後ろに進んでいる場合もあるので
ご用心。
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