いろんなところでたまに見かける児童の描いた絵。
妙にパワーのあるものがあったりして驚いたり圧倒されたりする。
極楽京都日記: 【2020】保育園児絵画展
kindke本:地下帝国: 魔王のホライゾンシネマシリーズ (まり王)
いろんなところでたまに見かける児童の描いた絵。
妙にパワーのあるものがあったりして驚いたり圧倒されたりする。
極楽京都日記: 【2020】保育園児絵画展
kindke本:地下帝国: 魔王のホライゾンシネマシリーズ (まり王)
■うぉおおおお!
面白れーーッ!!!
こんな話に着地するのか!
なんということ!
なんということだ!
人間の魂を成仏させ。
全ての命を救ってしまった!
う、うわー〜〜ー!!
■両手を挙げ
奇声を発しながら
夜中の町内を疾走!
キエェエーーーッ!!!
ボ、ボルツーーーッ!!
…はぁ、はぁ、はぁ。
ばたり。
むくり。
ただいま!
■というわけで漫画「宝石の国」全巻読んだんですよ。
アニメは見ていてすごい好きだったんですけど。
漫画はなんかオシャレ感がして読みにくいなー、
なんて当時は思っていて
数話見ただけで読むのをやめていたんですよね。
■それがこないだ完結したとのことを聞いて。
いっちょ読んでやるか、
と重い腰を上げて
読み始めたら。
スルスルと読めてしまう!
そして面白い!
世界の構造が!
秘められた謎が!
先生が!
フォスのアホンダラー!!!
■もうグングン読んでしまって。
あっという間に最終巻!
というか、初めは月人を倒してめでたしめでたし。
な話だと思っていたのにー!
二転三転していって。
しかしもシリアスなシーンに
結構スルリとギャグっぽいの入れてくるじゃないですかー。
上手いなぁ。
■そんなことやりながら。
人間の本質に迫ってくるのだよね。
宝石人間という異質な生物を通して。
そしてさらに人間の幸福とは何か?
どうなれば人は満足して
心穏やかに成仏することができるのか?
私たちは一体何のために生まれて。
何処から来て、何処へ行くのか。
この漫画に全て描いてあるんですよー!
怖いーーーッ!!!
■そして究極の幸福を得ることが出来たのです。
圧倒的な絶望と、押しつぶされるような孤独を通過してだけどねー。
満面の笑みで。
ニッコニコで。
■それと毎回巻末に、
「収録されてる内容は、
作品の執筆年代、
執筆された状況を考慮し、
コミックス発売当時のまま掲載しています。」
なんて書いてあって?
何に対しての配慮なんだろう?
と思っていたが。
この「宝石の国」
救世の方法であり、
人々の魂を救い幸福に誘う道しるべであり、
もはや、悩める愚衆がすがり求める
「宗教」なんですよね。
なんか本当に完全な魂の形がわかってしまった…。
なんてわかったことのように感じてしまいますもの。
透明で、ピカピカと輝いていて。
そうそれはまるで宝石のような…。
■キエーー!!!(手刀で宝石を叩き割る!)
といったそんな感じで
とても良かったのですよ。
私の心はもはや仏!
全てを許し、
全てを無に還します!
やったー!
人間の全ては救われたぞー!
めでたしめでたし。
結晶だけが見ていたとさ。
宝石の国|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌
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■最高過ぎる!
カンフー映画であり任侠映画でもあるし
血の繋がらない家族!
仲間!
そしてドチャクソパワーのあるアクション!
キャラが皆良過ぎる!
ボスが強い!
チンピラかと思ったら強い!
そしてラストの生活の映像に泣かされる!
■本当に圧倒的なパワーがあるんですよねぇ。
香港の歴史的にも70年代80年代の九龍城というのは
この国の人の想いが凝縮されたような時代なので。
真っ当に取りこぼしなく丁寧に掬い上げようと。
そして爆発力を持った情熱をも描き切ろうと。
全ての役者やスタッフが最高のパフォーマンスを持って向かい合ってる。
■どうも昨今の香港映画は低迷気味らしい。
まぁ韓国映画強いし。
ジャンキーチェンとかはもうハリウッドに出やってるわけだしね。
映画全体もすごく盛り上がっているとは言えない。
だったらなんだ!
そんな時こそ最高の映画撮ってやろうじゃねーの!
というわけで最高の香港映画が出来上がったわけですよ!
■そんな遠くない昔、1992年まではあったのよねぇ。
イギリスの植民地として香港自体も
中国の支配からは割と自由だったけど。
九龍城はさらにその中でもイギリスもどこの国の支配も受けない
謎の無法地帯になった。
その巨大違法建築ビルは奇妙な魅力を持って
日本の僕らにも伝わっていたが。
そこにはやっぱり住んでいる人がいるのだよ。
生活がそこにある。
■そしてその無法の世界を維持するのはヤクザの仕事。
移民や貧困の問題などいろいろを抱え込むが。
溢れる力を持て余す若者達もいる。
■しかし、近代化に基づき政府は九龍城の取り壊しを進めようとしている。
住むところがなくなって困るぜ。
というのも当然あるが、一応土地の権利者があるので
国が買取してくれるわけなのだ。
お、だったらこのゴタゴタに紛れてその権利奪っちまおうぜ。
っていう外部のヤクザ組織も動き出す。
■さぁ、一大抗争バトルの始まりですよ。
中華な彼らは当たり前のように武術の心得があって強いのです。
カンフー、棒術、気功法!
おっとそれは通背拳なのかい?
もう全ての組み合わせの戦いがどんどこ繰り広げられる!
もちろん九龍城の複雑な建物内を上下左右の飛び回っての大アクション!
たまんないねぇ!
そして敵として対峙した者と友になったり。
ボコボコにされた超強い兄貴に生活の世話をしてもらったり。
お、俺の居場所はここなんだーーッ!!
なんて言わしてしまえる。
情の世界、任侠なのかしら?
グッと来ちゃいますよね。
■そして遂には敵対勢力との全面戦争だ!
憎しみではない!
俺は友を兄者をここに住むの者達の居場所を守るために戦うんだーーッ!!!
なんて感じで超熱い!
■そして弱い奴が一人もいない。
全員強い!
主人公が一番強いってこともない。
誰が強いかなんて戦ってみないとわかるかよ!
これは本気の戦いなのだ!
なんて思ってしまえる。
面白過ぎるし!
楽し過ぎるし!
熱過ぎる!!
なんて幸せ!
力が湧き上がってくるかのようですよ。
感謝感謝の喜びよ!
トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 - クロックワークス
極楽京都日記: 【映画感想】機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)
極楽京都日記: 【映画感想】劇映画 孤独のグルメ
みんな良いねぇ。#トワイライト・ウォリアーズ pic.twitter.com/vQXeAabaEF
— 内海まりお UTUMI Mario (@mariouji) January 25, 2025
■あははは!
ガンダム、無茶苦茶良かった!
ガンダムほとんど知らない勢なのですが、
とても楽しい!
彼がいなかったマルチバース。
現代的に見ると連邦は正義の味方ではないのもね。
モビルスーツ戦も今まで全く興味がなかったけどこれは良い!
見入ってしまった。
これはまるで「シン・ガンダム」じゃあないですか!
「こいつ、動くぞ…!」ってねー。
■私自身はガンダムでちゃんと最後まで見たのは
「鉄血のオルフェンズ」だけだという異質な立ち位置です。
ファーストガンダムはなんとなく情報として知ってるだけでほぼ見てない。
映画版は見たような気がする。
「0080」もだいぶ後に再放送のを見ようと思ったが途中でリタイヤ。
「ターンエー」「ユニコーン」「Gのレコンギスタ」「水星の魔女」
ここらも数話見てあとは見ようと思えなくやめてしまったのだ。
■そもそもロボットアニメと美少女アニメが基本的に苦手だ。
唯一見れたロボットアニメは「グレンラガン」だけ。
■しかし「フリクリ」は大好き!
というか私の根幹を作ったと言ってもいいほどの
大影響を与えられた作品だ。
そのフリクリを作った鶴巻監督がやってるんだから
観るしかねぇ!
そしてそれは大正解!
■冒頭の40分は
旧作の世界から新世界に繋げるためのブリッジなのだが。
それがきっちりSF作品として機能しているのよね。
ちゃんとあの世界のあの歴史の上に今がある。
■そしてそれはちょっとしたボタンの掛け違えで
このようにもなる。
たった一人の人物がいないだけで
歴史が変わることもある。
■それはつまり現在のあなたが、
たったひとつの選択を違えるだけで、
歴史が変わってしまう可能性がある、
ということだ。
あなたが一歩踏み出す勇気がないことにより
国が滅びてしまうこともありうる。
■なぜなら全ては繋がっているからだ。
人と人は繋がっている。
歴史は紡がれる。
ニュータイプの能力というはそういうものだ。
人と人の繋がりを加速させる。
それは別に人が本来持っている能力なのかもしれない。
■なんてことを言いながらも
絵が全部気持ち良いので楽しいですわ。
良かったねー。
こんなに栄養素が豊富なものを摂取出来て。
大満足でございますよ。
そしてここから先も二転三転しそうだしねー。
良きかな善きかな〜♪
機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト
追記:なんかDAICON FILMを見た当時の現場の人達の衝撃に近いのかも。
あの時は素人がプロみたいなアニメを作れるんだぜ〜、って感じだったと思うのだが。
今回は僕たちはもうプロなので本物のガンダムが作れます、ってねー。
極楽京都日記: 【映画感想】劇映画 孤独のグルメ
極楽京都日記: 【映画感想】悪魔と夜ふかし
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
機動戦士Gundam GQuuuuuuX HG 1/144スケール
色分け済みプラモデル
■すこぶる良かった!
全然激しさはないのにちゃんと映画だった!
画角とかすごい映画の感じがある。
何故かヨコハマ買い出し紀行を思い出した。
そして途中からラーメン再遊記のグルタくんと
昔天才だった落ちぶれラーメン職人が出て来る。
いやーまったりと良いな。
■全然観に行く気なかったのだけど、
直前にラジオで松重豊が結構マジに映画撮ってる
みたいなこと喋ってて、
あ、行こう。
ってなったのよね。
そしてそれで大正解!
■実は最新のテレビドラマ版あまり好きじゃなくて。
なんか井之頭五郎以外にもうひとり別の人にスポット当てて
同じように別のキャラで同じことやってるの。
他の人が五郎さんと同じことやってるだけで、
別のキャラの心情になってなかったのよね。
なのでドラマシーン早送りとかしちゃってた。
■それなので映画版あまり期待してなかったのですが。
前述の通り、映画なんですよ。
全然ハリウッドのドッカンバッカンじゃないんですが。
邦画のしみったれた極端な情緒しかないやつでもない。
まっことちょうど良い映画感なんですよな。
■本当に監督の松重豊は「ヨコハマ買い出し紀行」のことなんか知らないと思うのだけど。
あの風景の中に人がたたずむ情景がしっかりと捉えられてて。
松重さん趣味で写真をやってるらしく、画角とか本当にガッツリと決まってるのよね。
北野武の映画のごとく。
■そして音楽も!
星野源との『おげんさんのサブスク堂』でやってた感じで
映画内の音楽もバッチリ決まってるし。
音とか新しい感じだったり、
タイミングもジャスト!
甲本ヒロトの曲もエンディングでかけてしまいそうだけど。
真ん中あたりのちゃんと必要なところでかかってる。
■そう、いろんなものを適当に置きに行ってないのよね。
かっちり適切なところに気持ちよく配置している。
物語もフランスだけで完結するかと思いきや。
あっちゃこっちゃに飛んで行くし。
人情ドラマではあるんだけど、
必要以上にジメジメしないし。
それでいて爆発的展開で笑っちゃうし。
役者の過剰な演技がないのも良いのかもなー。
■本当、最近世の中が「正しいこと」に囚われ過ぎなのを痛感しますよ。
この映画とんでもない異質なもののように見えて
全然十分映画の正しさの中の自由さだった。
このくらい自由でいいんだよ。
それもふざけているわけでなく。
大真面目に作っているんだもの。
ハンドルの遊びはこのくらい必要だって。
■そんでなんやかんやあって。
最後ゴローちゃんが夜の繁華街を歩いてゆく背中。
望遠でジワーっと撮られているの。
遠近感が圧縮されているので街の人たちもゴローちゃんも
ゆっくり歩いているように見えるのね。
なんかその光景すごく良いなぁ、と泣けちゃった。
■世の中色々あるけど、
とりあえず飯を食おうぜ、と。
なんかいつの間にか
人との繋がりが出来てるし、
仲間もいるしね。
そう、そういうのもあるんだよ。
極楽京都日記: 【映画感想】悪魔と夜ふかし
極楽京都日記: 【映画感想】侍タイムスリッパー
『劇映画 孤独のグルメ』すこぶる良かった!全然激しさはないのにちゃんと映画だった!画角とかすごい映画の感じがある。何故かヨコハマ買い出し紀行を思い出した。そして途中からラーメン再遊記のグルタくんと昔天才だった落ちぶれラーメン職人が出て来る。いやーまったりと良い— 内海まりお1/19関西コミティア72:A-33 (@mariouji) January 13, 2025
関西コミティア参加します。
2025年1月19日(日) 11:00 ~ 15:00
インテックス大阪 2号館
まり王:A-33
パソコンが不安定の中!
新刊なんとか出来ました!
「秘仏回廊」
40ページ
500円
「太陽の塔内部見学」
「魔王のホライゾンシネマ4:救済の技法」
「ポスモダ」
「羊のメアリー大冒険」
「ファイアー・スパーカー」
「地下帝国」
に続く変な漫画シリーズ!
もとい!前にグングン進む漫画です。
何の意味もテーマもないですが
旅しているようで楽しいですよ。
大傑作!
大阪、来れる人は来てくださいな。
以下↓抜粋サンプル
「秘仏回廊」
40ページ
500円
いや、なかなかの奇書になったので。
なくなる前にどうぞ。
2025年1月19日(日) 11:00 ~ 15:00
インテックス大阪 2号館
まり王:A-33
極楽京都日記: 【前回のサンプル】魔法使いのお時間よ百六百七&地下帝国