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2025年2月28日金曜日

【100文字SF漫画化】飛ぶ子供【「交差点の天使」より】

 


飛んでるみたいやね。

これは「交差点の天使」の34ページにあります。


というわけで勝手に漫画化シリーズ

北野勇作さんのほぼ100字小説の一編を漫画化です。


小さな子供の体重は軽く。

機敏な行動ができます。

小回りも利きます。

勢い余ったパワーが

上方向に発揮されると。

飛んでいるような跳躍を見せます。


子供の飛ぶシステムを理解できれば

大人もちゃんと飛ぶことができます。

それは天狗と呼ばれたりもしますが。


交差点の天使 (ネコノス文庫 キ 1-5)

かめたいむ (ネコノス文庫 キ 1-4) 

ねこラジオ (ネコノス文庫 キ 1-3)

納戸のスナイパー (ネコノス文庫 キ 1-2)

ありふれた金庫 (ネコノス文庫 キ 1-1)

100文字SF (ハヤカワ文庫JA)



極楽京都日記: 【100文字SF漫画化】崖【「交差点の天使」より】 

極楽京都日記: 【100文字SF漫画化】天使信号【「交差点の天使」より】 

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ラベル「100文字SF漫画化」の投稿



内海まりおkindle本


2025年2月23日日曜日

【100文字SF漫画化】崖【「交差点の天使」より】

 

みんな順番に落ちてゆきます。

これは「交差点の天使」の31ページにあります。


というわけで勝手に漫画化シリーズ

北野勇作さんのほぼ100字小説の一編を漫画化です。


別に強制されているわけでもなく。

そうするのが当たり前の当然のごとく、

順番に飛び込んでいきます。

何も情報はありませんが、

皆がそうやっているのだから、

それは正しいことなのでしょう。

下では何か良いことがあるのかもしれませんし。

別の世界が広がっているのかもしれませんし。

崖の下の霧は晴れそうだが、

頭の中の霧は全くなくなる気配がない。

もうすぐ私の番だ。




交差点の天使 (ネコノス文庫 キ 1-5)

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極楽京都日記: 【100文字SF漫画化】天使信号【「交差点の天使」より】 

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内海まりおkindle本


【展示会:大分県佐伯市】かるくびるど和彩花楽2025【2/22〜2/24】

 

【展示会のお知らせ】

大分県佐伯市でこないだの京都の展示作品を中心に展示販売が始まります。

(言うのが遅い!)


2月22(土)・23(日)・24(月)の3連休

13:00〜18:00


行ける人は行ってみてね。

追加でこないだの関西コミティアの新刊漫画も置いてもらいます。


漫画家の福田素子さんを中心に

9名の作家さんが作品を出していて

これが見事に全員全然違うスタイルなので

とても面白いですよ。


■参加メンバー

福田素子先生(@motoofficial)

犬神まみやさん(@wildwonderwolf

内海まりおさん(@mariouji

小畑敦子さん

WAKAKOさん(@wakako777_10

初夏さん(@hatsuka5525

みっこさん(@haoks2023

KAZ(ねこにゃ)(@_neconya

yukinaさん(@yukina1223)



大分のさらに端の佐伯という海の近くの秘境に出かけてみるのも一興かと!

(秘境とか言うな!^^)

謎の仏。

ウニョウニョしてる〜。

山脈を越え移動する鳥たち。

これが進撃の巨人の地ならしの感じで来ると想像してください。

そんな感じで
キャンバスプリントのパネルと
A4印刷と
ポストカードがあったりします。
あと同人誌も数種。


まぁ、九州方面の方、勢い余って行ってみてくださいな。
お気軽に軽やかに疾風のごとく!


ここ↓

オープンアトリエ・もとちゃん


大分県佐伯市オープンアトリエ・もとちゃん
2月22(土)・23(日)・24(月)
13:00〜18:00




前回

極楽京都日記: 【京都 長楽寺】和彩花楽〜 かるくびるど【2024 12/6~12/8】  


内海まりお:kindle本

まり王の同人誌の通販メロンブックス 

 

2025年2月18日火曜日

【100文字SF漫画化】天使信号【「交差点の天使」より】


 

天使は割とそこらにいます。

これは「交差点の天使」の72ページにあります。


というわけで勝手に漫画化シリーズ

北野勇作さんのほぼ100字小説の一編を漫画化です。


天使はどこに行くんでしょうね?

この絵では同じ道では同じ方向に進んでいるみたいなので

出勤かもしれません。

労働ですかね?

嫌ですね、天使になっても労働があるんですかね?

いや、知りませんよ。

天使見たことないですから。

でも、多分あそこあたりが通路だとは思いますよ。

そんな感じがします。



交差点の天使 (ネコノス文庫 キ 1-5)

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ねこラジオ (ネコノス文庫 キ 1-3)

納戸のスナイパー (ネコノス文庫 キ 1-2)

ありふれた金庫 (ネコノス文庫 キ 1-1)


100文字SF (ハヤカワ文庫JA)



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内海まりおkindle本

2025年2月17日月曜日

【映画感想】ロボット・ドリームズ

 


■「ロボット・ドリームズ」観た。

こういう話だったのかー!

友達がいない人に最高の友達が出来て、

だからこそ気を遣ってしまう。

それもロボの方が!


君はそんなこと考えんでええんやで〜!

みんなそれぞれに優しいから、

相手が寂しくなるのがわかってしまうのよねー。


■強引にいろいろやってしまう手もあるけど、

そうすると誰かが傷ついてしまうから。

自分がちょっと引けばいいかな、なんて思ってしまう人。


ドラマチックな話なら自分中心で

自分が幸せななれば他人のことはどうでもいい!

って感じでよいんだけど。


多くの人はそうではないのよね。

ちょっとずつ気を遣ってしまって。

それは、ともすれば臆病だってことなんだけど。


■しかし、そんなことを振り切って衝動的に行動することもある。

だけど、それが映画のようにうまくいかないことも。

いや、これ映画なんだけど。

といってもしょんぼりした話じゃなくて。

とても心があたたかいものでいっぱいになる素敵な話なのよね。


■そして彼らは運命の分岐点で

こうであれば良いのにという夢を見る。

友達ロボットの夢を見るから

ロボット・ドリームなのかと思ったら。

そのロボそのものも夢を見るのよね。


ロボは青年と違って

買って届いて起動した時が生まれた時なので。

とても純粋な夢を見る。

こうあればいいのに。

きっと彼はこうしてくれるはずだ。

そうしたら私はこう答えよう。


■そんな美しい夢が連なってゆく。

ロボット自身が描く夢の数々、

それがロボット・ドリームズ


■ちょっとしたすれ違いで

どうしようもなくそうなってしまうこともあるけど。

それはそれでちゃんと良い話なんだよな。

誰も間違っちゃいないのさ。

思い出がひとつ増えただけ。


映画『ロボット・ドリームズ』オフィシャルサイト


極楽京都日記: 【映画感想】トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦  

極楽京都日記: 【映画感想】機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)  

極楽京都日記: 【映画感想】劇映画 孤独のグルメ  


原作漫画:

Robot Dreams ペーパーバック – 絵本

英語版  Sara Varon (著)

2025年2月13日木曜日

【絵仕事】小説「海賊忍者」マルジナリア書店オリジナルカバー絵

 ■久しぶりに絵の仕事をしましたよのお知らせです。

(オリジナルカバー付)『海賊忍者』諏訪宗篤【第2回マルジナリア書店大賞(小説部門 2024年)】  


■東京のマルジナリア書店さんが

独自に「マルジナリア書店大賞」ってのをやってるらしくて

面白かった売りたい本をどんどんお勧めしていくぜ!

という攻めの姿勢で本を売ってらっしゃるのです。


■賞を作るだけじゃなく、

それをガンガン世に知らしめてやる!

何故なら面白いからだ!

買え、そして読め!


■というわけで書店オリジナルカバーを作って

人目を引こうという作戦で、

私に白羽の矢が立った訳です。


■そして読んで、

面白かったので描いたぜ!


といったおもむき。


■小説「海賊忍者」は戦国時代、

織田信長が天下統一に近づいている頃の話。


伊勢の戦国大名・北畠具教はその支配を受け入れるべきか、

はたまた諸国の大名と手を組み打倒信長に立ち上がるべきか、

その選択に葛藤していた。


そんな折に、偶然の出会いから北畠家を助太刀することになった向井正綱。

彼は武将であり、伊賀の忍びとの繋がりもあり、

海で船を操る海賊的素養もある。


そんな男が自分の信じる義のため、

はたまたそっと心を寄せる姫のために、奮闘するのだった!


知略、策略、海戦、突撃!


彼らの運命や如何に!

信長超怖いぞ!

大丈夫なの!?

勝てるの!?

し、死ぬなーーッ!!


■って感じで歴史小説ってほとんど読んだことなかったのだけど。

映画や漫画みたいにどんどん盛り上がるシーンが続いていって

存分に楽しめましたですよ。

冒頭とか山田風太郎の忍法帖みたいなんじゃなかろうか?

(いや、これも読んだことないのだけど)

普通に実写映画とかなりそうな勢いです。


読めばいいと思うよ。


■そんな感じで私の描いた書店オリジナルカバーは

マルジナリア書店さんだけで本を買ったら貰えるそうです。

通販も出来るみたいなので遠方の方もどうぞ。


■そして作者の諏訪宗篤(スワ ムネアツ)さんの新刊が

2/19に発売だそうですよ!

「松の露: 宝暦郡上一揆異聞」諏訪宗篤


↓詳しくは書店さんのウェブサイトで。

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第2回マルジナリア書店大賞受賞記念カバー

装画 内海まりお さん

※『海賊忍者』or 諏訪さん新作の『松の露』を「マルジナリア書店」で

ご購入の方に無料でおつけします

海賊忍者

松の露

※どうしてもオリジナルカバーだけほしいという方には100円+送料190円で

お送りします。(上記送料は折った状態です。

A3の平でほしい、という方はメールを頂けましたら

ご住所に応じて送料ご負担(佐川急便80サイズ)でお送りします。)

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(オリジナルカバー付)『海賊忍者』諏訪宗篤【第2回マルジナリア書店大賞(小説部門 2024年)】   



そんな感じでこんな絵も描きますので

お仕事あればお気軽にどうぞ。

普段はちょっと違う絵柄で描いていますが。


近年の絵仕事↓

極楽京都日記: 【関西コミティア69】30周年記念トートバッグと顔出しパネルの絵を描いたのだった。  

極楽京都日記: 【絵仕事】魂ネイションズ TAMASHII Cyber Fes【#cyberfes2020エントリー】  


◆UTUMI Mario◆ 内海まりお

お仕事依頼などこちらからどうぞ。


内海まりおkindle本

2025年2月11日火曜日

【2025】こどもの絵

 いろんなところでたまに見かける児童の描いた絵。

妙にパワーのあるものがあったりして驚いたり圧倒されたりする。


ののさま、仏教系の幼稚園なのだろうね。

こいのぼり、強そう。

夢のよう。

ニューデザイン、ウルトラマン。
かっこいいぜ。

打ち上げ花火、すごいよね。

芋掘りだー!ありもいたよね。

僕の芋はむっちゃデカかったんやでー!

オクラ、名画です。

かめきち、絵の力があります。

露天風呂に水を入れているところ、らしい。
パワーがある。

龍馬くんと僕で葉っぱの下をガサガサしてえびゲットした、そうな。
画面使いが大胆!

お花屋さん、ポップな色使い。

プリキュア、道具も揃っている。

消防車!パワー!

鬼!節分の豆あられ!良いキャラ!

彼らは宇宙時代の子供。

どろぼう保育園。なんで?
小人なのかしら?

花まつり。

像なのか。

後光!

あまねく民の幸せを!

でした!

くわっ!獅子舞。



極楽京都日記: 【2020】保育園児絵画展  


kindke本:地下帝国: 魔王のホライゾンシネマシリーズ (まり王)

2025年2月2日日曜日

【漫画感想】宝石の国 市川春子


■うぉおおおお!

面白れーーッ!!!

こんな話に着地するのか!

なんということ!

なんということだ!

人間の魂を成仏させ。

全ての命を救ってしまった!

う、うわー〜〜ー!!


■両手を挙げ

奇声を発しながら

夜中の町内を疾走!

キエェエーーーッ!!!

ボ、ボルツーーーッ!!


…はぁ、はぁ、はぁ。


ばたり。


むくり。


ただいま!


■というわけで漫画「宝石の国」全巻読んだんですよ。

アニメは見ていてすごい好きだったんですけど。

漫画はなんかオシャレ感がして読みにくいなー、

なんて当時は思っていて

数話見ただけで読むのをやめていたんですよね。


■それがこないだ完結したとのことを聞いて。

いっちょ読んでやるか、

と重い腰を上げて

読み始めたら。

スルスルと読めてしまう!


そして面白い!

世界の構造が!

秘められた謎が!


先生が!


フォスのアホンダラー!!!


■もうグングン読んでしまって。

あっという間に最終巻!


というか、初めは月人を倒してめでたしめでたし。

な話だと思っていたのにー!

二転三転していって。

しかしもシリアスなシーンに

結構スルリとギャグっぽいの入れてくるじゃないですかー。

上手いなぁ。


■そんなことやりながら。

人間の本質に迫ってくるのだよね。

宝石人間という異質な生物を通して。

そしてさらに人間の幸福とは何か?


どうなれば人は満足して

心穏やかに成仏することができるのか?

私たちは一体何のために生まれて。

何処から来て、何処へ行くのか。


この漫画に全て描いてあるんですよー!


怖いーーーッ!!!


■そして究極の幸福を得ることが出来たのです。

圧倒的な絶望と、押しつぶされるような孤独を通過してだけどねー。

満面の笑みで。

ニッコニコで。



■それと毎回巻末に、

「収録されてる内容は、

作品の執筆年代、

執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。」


なんて書いてあって?

何に対しての配慮なんだろう?

と思っていたが。


この「宝石の国」

救世の方法であり、

人々の魂を救い幸福に誘う道しるべであり、

もはや、悩める愚衆がすがり求める

「宗教」なんですよね。


なんか本当に完全な魂の形がわかってしまった…。


なんてわかったことのように感じてしまいますもの。


透明で、ピカピカと輝いていて。

そうそれはまるで宝石のような…。



■キエーー!!!(手刀で宝石を叩き割る!)


といったそんな感じで

とても良かったのですよ。

私の心はもはや仏!

全てを許し、

全てを無に還します!


やったー!

人間の全ては救われたぞー!


めでたしめでたし。


結晶だけが見ていたとさ。


宝石の国|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌

 

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)


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