男は荒野を歩く。
これは「かめたいむ」の142ページにあります。
行くあてもない孤独な旅さ。
流れ流れて地の果てへ。
ただ風だけが吹いている。
今夜も星は美しい。
亀のようにゆっくりと
しかし着実に
一歩一歩進むだけなのさ。
マントは甲羅の上にあるべきなのでは?
そんなことは気にしない。
何せ亀が二本足で立って歩いているんだぜ。
世の中はおかしなことだらけさ。
いい事しか残らないよ思い出なんて。
明日になればみんな亀になるもの。
交差点の天使 (ネコノス文庫 キ 1-5)
かめたいむ (ネコノス文庫 キ 1-4)
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納戸のスナイパー (ネコノス文庫 キ 1-2)
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100文字SF (ハヤカワ文庫JA)
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