自動

2020年10月18日日曜日

【映画感想】鬼滅の刃〜無限列車編〜【アニメ】


■むっちゃちゃんと映画だった!

一年分くらいの人生を2時間で体験してしまって、

今まだ余韻で動けない感じだ。

全員物語上の理由で動いていない気がしてしまうので、

全てに実感がある!

感動して泣いてるんじゃない!

俺が煉獄さんを助けられなかったから悔しくて泣いているんだッ!!


■そんな感じで原作漫画の途中までテレビアニメ化してて

この映画版はその続きの、

ちょうどひとまとまりになっている所なんですよね。


でも、これがいい感じにまとまってた。

今回の敵の鬼が、相手を眠らせて

本人にとって一番心地よい夢を見させて殺す。

と言うタイプの攻撃だったので。

はからずも、多くいるキャラクターの過去や内面を描写されてて

映画館に子供のお守りでついてきた親御さんとかも

なんとなくあらすじはわかったんじゃないだろうか?


■主人公の炭治郎くんとその仲間の

生い立ちや感情はもちろんのことなのだが。

今回は鬼滅隊に数人いる隊長のひとり

炎属性の隊長、炎柱の煉獄さんの一大人生物語でもあるのだ。


■煉獄さんは柱だけあって、とても強い。

丈を割ったような性格が行きすぎたような

奇妙な心情をしているが。

それは異様にも真っ直ぐな心のありようなのだ。


その彼の炎のような人生が

まさに燃え上がる。

人を助け、後輩を見守り、

家族の想いを背負ってゆく。


■彼は困難や理不尽にへこたれない。

彼は強い。

強いから余裕があるのだろうか?

否!

強いからこそ困難や理不尽に負けることを許されないのだ。

君がくじけなければ、救える命があるからだ。


そんな地獄のようなことを。

カラッとした笑顔で言う。


■そんな煉獄さんに炭治郎たちは命を救われる。


炭治郎も自分の出来る限りの力で

精一杯戦ったのだ。

だが、力が足りなかった。


悔しくて涙が出る。

自分の不甲斐なさに震える。

やり場のない咆哮。


■人生は続く。

はたまた人生を終える。

鬼は無限に生き。

人間は儚く死んでゆく。


■人間は強くなる。

いや、ならなくてはならない。

誰のためでもなく。

あの悔しさと後悔を振りほどくには

もうそれしかないのだ。


■進め。

一歩前に進め。

そうすれば目的にひとつ

近づくことが出来る。


大丈夫だ。

俺はここに居る。

だから、安心して進め!


■う、うわ〜ん煉獄さ〜ん!!!


と、そんな感じで大号泣でございますよ。

なんてことだ。

悲劇ですわ

喜劇ですわ

いや、人生なのですわ。


そう、伊之助は肩で泣くのであった。


■はぁー、疲れたー。

濃縮還元人生ですよ〜。

たまんねぇなぁ。



劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編公式サイト





極楽京都日記: 蠅庭のジグザク(吾峠呼世晴)【ジャンプ読み切り】  

極楽京都日記: 【映画感想】TENET テネット  

極楽京都日記: 【映画感想】狂武蔵 

極楽京都日記: 【アニメ感想】ミッドナイト・ゴスペル  





0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。