■むっちゃちゃんと映画だった!
一年分くらいの人生を2時間で体験してしまって、
今まだ余韻で動けない感じだ。
全員物語上の理由で動いていない気がしてしまうので、
全てに実感がある!
感動して泣いてるんじゃない!
俺が煉獄さんを助けられなかったから悔しくて泣いているんだッ!!
■そんな感じで原作漫画の途中までテレビアニメ化してて
この映画版はその続きの、
ちょうどひとまとまりになっている所なんですよね。
でも、これがいい感じにまとまってた。
今回の敵の鬼が、相手を眠らせて
本人にとって一番心地よい夢を見させて殺す。
と言うタイプの攻撃だったので。
はからずも、多くいるキャラクターの過去や内面を描写されてて
映画館に子供のお守りでついてきた親御さんとかも
なんとなくあらすじはわかったんじゃないだろうか?
■主人公の炭治郎くんとその仲間の
生い立ちや感情はもちろんのことなのだが。
今回は鬼滅隊に数人いる隊長のひとり
炎属性の隊長、炎柱の煉獄さんの一大人生物語でもあるのだ。
■煉獄さんは柱だけあって、とても強い。
丈を割ったような性格が行きすぎたような
奇妙な心情をしているが。
それは異様にも真っ直ぐな心のありようなのだ。
その彼の炎のような人生が
まさに燃え上がる。
人を助け、後輩を見守り、
家族の想いを背負ってゆく。
■彼は困難や理不尽にへこたれない。
彼は強い。
強いから余裕があるのだろうか?
否!
強いからこそ困難や理不尽に負けることを許されないのだ。
君がくじけなければ、救える命があるからだ。
そんな地獄のようなことを。
カラッとした笑顔で言う。
■そんな煉獄さんに炭治郎たちは命を救われる。
炭治郎も自分の出来る限りの力で
精一杯戦ったのだ。
だが、力が足りなかった。
悔しくて涙が出る。
自分の不甲斐なさに震える。
やり場のない咆哮。
■人生は続く。
はたまた人生を終える。
鬼は無限に生き。
人間は儚く死んでゆく。
■人間は強くなる。
いや、ならなくてはならない。
誰のためでもなく。
あの悔しさと後悔を振りほどくには
もうそれしかないのだ。
■進め。
一歩前に進め。
そうすれば目的にひとつ
近づくことが出来る。
大丈夫だ。
俺はここに居る。
だから、安心して進め!
■う、うわ〜ん煉獄さ〜ん!!!
と、そんな感じで大号泣でございますよ。
なんてことだ。
悲劇ですわ
喜劇ですわ
いや、人生なのですわ。
そう、伊之助は肩で泣くのであった。
■はぁー、疲れたー。
濃縮還元人生ですよ〜。
たまんねぇなぁ。
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