順位をつけることで元あった判断がずれてしまうということなのだ。
順位が違うということは、
その二つは明確に離れているのだ、と思い込み。
ほとんど同じくらいだったものも、
自分の中の判断を正しく見せかけるために
その差を意図的に広げてしまう。
もちろんそれは
実際の判断とは全く関係ない価値で。
それにより自分の価値基準をも
自分で狂わせてしまう。
という困ったものなのだ。
■なので、だいたい同じくらいのものは
だいたい同じくらいのままで
曖昧にしておいた方が
自分の選択肢が広がって楽なのだが。
きっちりした性格の人ほど
ランキングをつけて安心したいという傾向があるので。
結果、きっちりした人ほど価値基準が狂ったものになるのだ。
変なの。
■よくあるのが好きなものを語るときに
比較対象として「あれよりは面白い」なんて感じに
何かを下にして自分が好きなものを上に上げる。
なんてのもこの感覚によるものだ。
■面白いものは単体で面白いと語る方が
より本当の面白さを伝えられますよ。
比較対象を持ち出すと
それは見せかけの価値になってしまうのです。
極楽京都日記: 物の価値は誰も知らない
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極楽京都日記: 面白さとは?その3追記
ランキング操作。 pic.twitter.com/Oa170eK5pZ— 内海まりお UTUMI Mario (@mariouji) 2017年8月3日
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