スクエアプッシャー実は全然知らなくて。
電気グルーヴからのテクノ関連でなんとなく存在は知っていたけど、
ちゃんと聞いたことはなかった気がする。
今回なぜか配信なしのCDのみ販売という話を聞いて
なんか気になって買ってしまった。
しかし、これが大正解!
とても良い音楽でした!
一人でやってるテクノ的な電子音楽なんですが。
普通に音楽的素養が高い感じがする。
むしろジャズに近い音楽なのではなかろうか?
ジャズは集団の即興的音楽でお互いの演奏に刺激を受け合って変化します。
彼はそれをひとりでやっています。
一つの楽器の演奏をどんどんと自由にやっていき。
それに呼応する違う楽器のメロディーを思いついてゆく。
さらにそれが次の楽器に渡ってゆき、また戻ってきたりする。
それを打ち込みによる制作でやっているので、
ジャズならば瞬間の判断でやるところを
無限の時間をかけることも出来る。
じっくりと彼の脳内で絡み合い圧縮された音楽は完成品で開放されます。
無限の時間が少しの時間に凝縮されている。
その少ない時間にさまざまな判断と感情とエネルギーがある。
なのでそれは濃密だ。
しかも音圧が凄い。
音符もものすごく細かい。
圧倒的パワーがある。
なのに繊細で緻密。
だから体調が悪い時や精神が疲れている時に聞くと良くない。
何も頭に入ってこないし、ただのノイズに聞こえてしまう。
体調を測るバロメーターとして優秀。
なので体調が良い状態で聞くと染み入ります。
世界の全てがこのアルバムに入っているのではないかと思えるほどに。
森羅万象、地球の歴史、人類の全ての行い感情が。
それは言い過ぎだ。
Dostrotime [解説書・ボーナストラック追加収録 / 国内盤] (BRC750)
極楽京都日記: 【音楽】Wintergatanウィンターガタン【#music】
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