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2024年4月7日日曜日

【映画感想】デューン 砂の惑星PART2


良かった!

■一大歴史絵巻を見てる壮大さ!


未来のどこかなのに、

地球の過去や現在に係わる関係性。

アメリカと中東、王族、民の扇動の仕方。


途中の格闘場のシーンは無茶苦茶凄かった!

迫力!

人を感動させてかどわかすことが出来る。

死を厭わぬパフォーマンス!

教祖誕生!


■そう未来的なSF世界を描いているのに

その内容はこの世界の過去の惨状で合ったり

今現在の世界情勢で合ったり。


結局、人間はたいして進化してないってことかよ!

なんて思ったりもする。


しかしだからこそ。

そこに現状を打破するヒントがあるのだろうし。

同じような間違いを犯さない為にも必要。


■砂の惑星は植民地なのね。

スパイス(香料)と言う

大航海時代の香辛料的な何かすごいパワーのある粉が採掘されるらしい。

そこに帝国の貴族軍団が

原住民を搾取しに来るのね。


そこには貴族同士の内部構想、出世争いが合ったり。

地元民のレジスタンス活動

彼らに信じられている宗教、

その救世主伝説。


そして主人公の貴族の坊ちゃんは

何か血筋で超能力っぽいのが少し使える。


砂漠には巨大サンドワームが居て

人をパクパク食べる。


■そんな中で貴族の坊ちゃんは

ライバル貴族に一族滅亡させられちゃって

単身、地元のレジスタンス軍に入るのね。


初めは仲間から認められなかったのだけど。

徐々にその才能を開花していって。

戦いに勝利してゆく。

仲間との信頼も得た。


しかし偶然なのか彼の行動が

聖典に予言されている救世主の振る舞いに近いと

一部の仲間が騒ぎ出す。


そこで彼はそれを利用する感じで

のし上って行くのだ。


■もはやありがちな展開といえばそうなのだけど。

それを圧倒的な映像力で見せられると

やっぱりカッコ良いのよねー。


そして音も良い。

なんだろここ最近の映画や普通の音楽でも

ものすっごい重低音というか

音圧が凄い音がある。

昔の音のようにただ音が大きいだけでうるさい、

とかそういうわけでなく。

ハラワタに染み渡る音像があるのですよな。


■砂漠の荒野に小さなシルエットとして

ポツンと佇む男。

それだけで絵になるんですよねー。


そしてやはり、よくある展開というのは

王道の展開ということで。

しかしながらそれは現代の現実とも

すっぽり重なってしまうのですよね。


この世界はどうなるのか。

あの世界はどうするのか。


PART3が楽しみですね。



映画『デューン 砂の惑星PART2』公式サイト



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