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2023年6月24日土曜日

【映画感想】リバー、流れないでよ


■「リバー、流れないでよ」

突然観に行かねばならぬ気がして行った。

これが大正解!

面白い!

2分ループがどんどんはちゃめちゃに組み上がっていって

なおかつちゃんと映画になってる!

とても楽しいぞ!

ええもん観た!

貴船に行きたくなるね。


■いやー、私は森見登美彦作品は結構見ているのだけど。

ヨーロッパ企画の作品は全然見てなかったりで

「サマータイムマシンブルース」も見てなかったりなのです。

でもKBS京都で放送している

「ヨーロッパ企画の暗い旅」はちょこちょこ見てたり。


■そもそも日本の実写映画なんて

ハリウッドの大作映画に比べたらしょぼい感じで

同じ料金を払うに値しない作品でしょ?

やたら暗い話や純愛の物語ばっかりじゃーん。

…などと思ってほとんど日本実写映画なんて見てこなかったのです。


すいませんでしたー!


■いやー、

「リバー流れないでよ」

面白いですよ。

マジで。


■冒頭、のんびりしたどうでもないシーンが始まったので

あぁ〜失敗したかなー、などと思いましたが。


■くだんの2分ループが始まると

どんどん面白くなってくる。

この仕組みを使った面白行動は全て網羅してやるぜ!

てな勢いで、

ありとあらゆる手を使って人物が動いてゆく。

視聴者が想像する行動をちゃんと全て行ってくれる。

そしてその想像のさらに少し上を。


■どかどか笑わしていくかと思いきや

急にシリアスな展開になったり、

青春のラブストーリーにも入ったり。

そんなはちゃめちゃなのに、

最後にキュッとSF的オチもつけてくれるし。

なんだかエモーショナルな映画の雰囲気も出してくる。

盛りだくさんでサービス精神のカタマリ。


■そして隙間産業的映画ジャンルなので、


変な映画観たい方はすぐさま行くと良いですよ。

面白体験してみなはれ。

心地よい変人を。



映画『リバー、流れないでよ』公式サイト - ヨーロッパ企画


Prime Video「ドロステのはてで僕ら」レンタル500円

Prime Video「サマータイム・マシン・ブルース」レンタル300円



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