■「岸辺露伴ルーヴルへ行く」観た!
ジワーッとくるホラーミステリーに仕上がってた!
そして淡い慕情!
やっぱりうまいことまとめてあるなぁ。
漫画原作だとわかりにくい所を増やして減らして心地良く。
更にロケーションが!
仁左衛門が、まさかの!
もちろん冒頭には無作法な二人組!
サモトラケのニケの前で撮影してるし。
ルーヴルなのでモナリザもある!
モナリザの前が空いてる!^^
■映画なのにジワーッと進む
家でテレビ見ている延長で見てしまう。
そして豪華なルーヴルのロケーション!
■物語は原作を読んで知っているのだが、
これまでの怪異とは少し性質の異なる
美術的怪異!
それも巨大で偉大なルーブル美術館が絡む。
ひとつひとつは人間が作った美術品なのだが、
それが何十万と集まるとそれだけでもはや脅威の存在なのだ。
たったひとりの芸術家の執念でさえ
手に負えないというのに。
■そんな感じで、観終わった後も
ジワジワと心に何かが残り続ける作品ではないだろうか。
ラストの森の中の木のシーンが
胸に焼き付けられる。
■仁左衛門が妻に絵の良し悪しを聞いて
「私は特に良いとは思えません」
と率直な意見を言う妻に対して
にっこりと笑い
「お前のそう言うところがよい」
と言う。
芸術的でありながら、
そこからふわり離れと客観的な目も持てる。
それこそが本当の自由。
どちらかではなく、
どちらでもある。
■何かに固執してしまえば
取り殺されてしまうこともあるのだ。
しかしその全てを投げ打った執着こそが
真の芸術を生んだりもするから
全くもって手に負えない。
■そんな手に負えないものが
ルーヴルには数多く、
今も存在するのだ。
岸辺露伴はそんな手に負えないものに
するりと手を伸ばしてしまう。
全くもって度し難い^^
追記:漫画原作に無いシーンで
オークションとか美術犯罪とか仁左衛門の詳細とかあったけど。
そもそも原作では泉くんルーブルに行ってないんだった!
そして絵を見たのに何ともない泉くん。
「後悔」を全くしていない人生を送っていて、
さらに過去にさかのぼっても
彼女の家系は皆、いっさい何の後悔も残していないのだ!
強すぎる!^^
極楽京都日記: 【ボールペン絵】2022岸辺露伴は動かない【高橋一生】
極楽京都日記: 【ボールペン絵】2021岸辺露伴は動かない。【高橋一生】
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「岸辺露伴ルーヴルへ行く」ジワーッとくるホラーミステリーに仕上がってた!そして淡い慕情!やっぱりうまいことまとめてあるなぁ。漫画原作だとわかりにくい所を増やして減らして心地良く。更にロケーションが!仁左衛門が!まさかの!勿論冒頭には無作法な二人組!ニケ! #岸辺露伴ルーヴルへ行く pic.twitter.com/3zcXtGYvtk
— 内海まりお5/21関コミA-33 (@mariouji) May 27, 2023
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