12ページの読み切り連作漫画なのだが
がっつり映画のような読み応え
物語の肝の部分をさらりと濃縮して描いてしまっているのだ。
1話ごとにジャンルもバラバラ
毎日違う映画を観に行ってるような感覚。
突飛もない思考の持ち主のキャラの
描写が上手い作者だが
だからこそ人間の根本的な感情が浮かび上がる
人間の本質的な愛とか感じでてしまう。
どうしようもなく酷い話とか多いのにだ^
なんだろうねぇ、変なの。
そして1話1話切り離された読み切り連作なのだが
後半に行くに従ってその世界が同じ世界の同時代に起きていることが分かって行く。
上下巻で終わりみたいだけど。
最後なんかクルッとうまくまとまりそうで期待したりしてる。
なんだろう?
よく人が死ぬし
変態も多いけど
優しい漫画だよ?
ショートショートとしての巧さは極上なので
星新一とか好きな人はためらわず読んどけ。
個人的にはマリオ穴の話好き。
世にも奇妙な物語とかでやらんかなー。
小説家の話も良いねー。
あ、ティムバートン好きな人も合うかもねー。
試し読み↓
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