■映画館では観ようかどうか迷って
結局見なかったんだけど
正月くらいに深夜のテレビで放送してたのを
ようやく見たのであった。
■これが思った以上に面白かった!
そして想像していた話とも違って
意外な面白さが満載。
■役者の話なんだけど、
もう面倒くさい役者がいっぱい出てきて
本当に面倒くさい!^^
そしてその映画周りや舞台役者周りの人間も
すべからく頭おかしくて面倒くさい!
■主人公は有名な映画俳優なんだけど、
今は落ちぶれていて。
ブロードウェイの小さな劇場で
自身の企画主演の演劇を立ち上げることで
復帰を狙っている。
■まぁ、その落ちぶれた原因は
自分が世に出て有名になることが出来た
スーパーヒーロー物の映画の
続編の出演を断ったってことなのね。
■コミックヒーローの実写映画の主人公
それがこの映画の題名「バードマン」
バードマンは空を飛び
スーパーパワーを持ち
念力のような能力も持っている!
■でも役者としての彼は
そんなコミック映画の人気は
役者の実力じゃない!
そんな物で得た名声などクソだ!
と辞めてしまうのですよね。
■そして役者としての実力を
大いに見せつけるために
舞台演劇に乗り出す!
…のですが、いろんな問題のあれやこれや。
使えない演技の下手な役者
逆に演技はピカイチだが性格が破綻していて
舞台さえも壊そうとする役者。
意地の悪い舞台記者。
そして主人公の家庭も問題が
離婚した元妻。
麻薬中毒からの復帰中の娘。
問題は山積み!
そして主人公自体も
頑固者で周りの話を全然聞かない!
あぁ、もう役者って奴は本当に面倒くさい!
全ての役者は絶対見ろ!^^
■そんな感じで問題が問題を呼ぶ
トラブルの連続なので
悲惨な話になる雰囲気しかしない。
しかし、結論を言うと
全てがハッピーエンドで終わる!
本当かな?
最後はこうきたか!
って感じでニッコニコしてしまった。
■そのバードマンというヒーローは
もちろん役としての架空の人物なんだけど。
役者の彼はそのバードマンと一体になっていて
彼の声が聞こえ、彼と同じ能力が使える。
…ように見える演出なのよね。
バードマンの声が聞こえるのは幻聴かもしれないし。
バードマンのような超能力が使えるのは、
彼の妄想かもしれない。
しかし、そこがこの映画の妙で。
それが本当がどうかははっきりと描写しないのですよ。
■本当に彼が現実に存在するバードマンのようにもの見えるし。
ただの気が狂って落ちぶれた役者の戯言のようにも見える。
■しかし、先ほど言った通り
最後はちゃんとハッピーエンドなので
最後まで見ると本当にすがすがしい心持ちになれます。
とても嬉しい気持ち。
しかし、役者なんてモノはみんなバカだ!
わはははは!
■あ、あとこれ結構な低予算政策なのか
撮影場所もほとんど室内、
外に出てもブロードウェイの一角だけ。
という感じで。
それなのに瞬間、魔法のような映像で
映画として魅せるモノになっている。
素晴らしいね。
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