■会話は共同作業だ。
ペアダンスとか、
空中ブランコとか、
スワンボートとか、
そんな二人で行う競技のようなものだ。
なので、その完成度を一方の人間に押し付けられると困ってしまう。
これは講演ではないし、
あなたは観客ではない。
会話なのだ。
■いや、会話ではなく質問だ。
という場合もそうだ。
会話というものは無償で行えるが。
質問に答えることは本来有償である。
無償で質問に答えている場合は、
その人のサービス精神であるのだから。
質問する側は精一杯の準備をしていくべきだろう。
■つまり、お互いに利益を与え合う関係が理想だ。
より良いインタビュアーは、
回答者が自ら答えたくなるような質問を考えてくる。
■お笑い芸人のトークが面白いのは、
もちろん本人たちのレベルが高いからなのだが。
同じくらいのレベルの者同士で話すから
お互いに利益を与えあって、
結果の報酬がどんどん高くなってゆく。
■ひな壇芸人というのもそうだ。
あそこにトークの苦手な歌手とか役者を配置すると。
司会者としてそれを回す人のトーク力は
普通のお笑い芸人よりも、もう一つレベルの高い人でないと務まらない。
■トーク力の低い人と会話をするのは
労力の割に結果が伴わない。
片一方が一方的に疲労する
達成感のない、効果が薄いものになってしまう。
■なので相手がどんなにトーク力のある人であれ
あなたが何も提供できないのなら
あまり面白い話は期待しない方が良いよ。
…という話なのです。
■それでも面白い相手と面白い話をしたい。
と言うのなら。
王様になって高額な報酬を払うと良いですよ。
相手はちゃんとそれに見合った話をしてくれます。
でもまぁ、それは「会話」とは言えず。
一方的な舞台になるでしょう。
なので、普通にトークライブとかを見に行けば良いと思いますよ。
■もし、自分はそれほど話すのうまくないけど
場は盛り上がっている。
という場合は大抵、相手が頑張ってくれています。
よいアシストを心がけてくだされば
これ幸い。
■追記:饒舌に喋れるからといってトーク力が高いとは言えない。
それはただ一方的に自分勝手に喋っているという場合もある。
逆に、ずっと聞き役でほとんど話さないのだけど。
相手の話したいことを引き出して会話を盛り上げる。
言葉数の少ないトーク力の高い人もいる。
極楽京都日記: 本音トーク
極楽京都日記: 友人
極楽京都日記: 最近気付いたこと。
極楽京都日記: 誰でも天才になれる方法。
会話のキャッチボール。 pic.twitter.com/yqV3W8NDIs— 内海まりお UTUMI Mario (@mariouji) 2018年12月4日
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