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2016年6月22日水曜日

笑いのセンス


■うーん、なんだろ?
なぜかみんな自分は
「的確な判断が出来る人間だ」
勘違いしている。

それが科学的な問題であれば
「良く分からないから知らない」
と簡単に言うのだけど。

■笑いの良し悪しについては
なぜか講説をぶちまける人が多い。
いや、まぁ「自分はこう思う」
程度ならば良いのだけど。

なぜか、俺がこう思うのだから
それは世の中で普遍的にそうなのだ。
この私の言う基準が世界の指針なのだ!
なぜならば、私がそう思うからだ!
そう思わないオマエは異常だ!
死ねー!

みたいな感じで超怖い。

■なんだろ?
「感情」を理解しているつもりなのだろうか?
他人は自分とは違うことを考えるとは思わないのだろうか?
同じ物に対して全ての人は
同じ喜びを
同じ痛みを
同じ楽しみを
同じくらいの量
感じているなんて
とんでもない勘違いをしているんじゃないだろうか?

そしてその全てが違うこと、
それが個性だ。

なので自分の個性が至上のモノで
それ以外の個性は最低のまがい物だ。
なんて言う人は
超怖いし、面倒臭い。

まぁ、サンプルのひとつとしては面白いけど。
近づきたくはないよなー。

■まぁ、やっぱりひとつにまとめて
答えはひとつにした方が安心だもんねー。
だけどもそれはバカげてる。
もしそのたったひとつの答えがあったとしても
君にそれを決める権利も能力も無いと思うよ。

違うからこそ面白い。

極楽京都日記: 中流人間 


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