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2021年2月1日月曜日

【漫画感想】大砲とスタンプ 9巻最終巻 速水螺旋人


■ぎゃー!終わってしまったー!

いや、しかし戦争が終わったぞー!

バンザーイ!バンザーイ!

そう、戦争、ダメ!絶対!


■でも、みんな気持ちの良い奴らだったのよなぁ。

戦争はろくなもんじゃないのに、

そこにいる人たちは軍人も含めみんな悪い人じゃないのよな。

馬鹿な上官も別に悪いことをしてやろうなんて微塵も思っていない。


■しかし、面白いのはそんな状況であればこそ。

ひとりひとりの人間の本質が見えてくるような気もするのだ。

欠点としか思えなかったものが有効に使われたりね。


あぁ、本当に良い奴らだったなぁ。

泣いちゃうよもう。


■思い通りにはいかないものだけど。

せめてもの行動を。

最善の戦力を。


武器を運べ!

食料を運べ!

日用品も必要だ!

司令書があればどこまでも!

そう我らが兵站!

タイプライターギャングなのさ!


あはははは。


■良い人であれ嫌な奴であれ。

運が悪けりゃ死んじゃうし。

運が良ければ生き延びる。

神様なんてのはもし居たとしても、

何にも見ちゃいないだろうさね。


だから人間が踏ん張るしかねぇ。


■だけども一体この戦争ってのは誰が始めたものなのかね。


誰も幸せにはならないってのにさ。


この戦争に勝てばきっと良い時代がやってくるなんてさ。


まぁ、相手の物を奪えば豊かになるのは通りなんだけどさ。

それにしちゃ損害が多すぎる。


なんてこった。

なんてこったいですよ。


人間は浅ましいですね。


■あぁ、でもね彼らは気持ちの良い奴らだったんですよ。

本当にもうね。

ちゃんと故郷に帰れたかしらね。


幸せになっているといいね。


どいつもこいつも幸せになれ!

ですよ。


■そんな感じで最終巻は映画の如く

小気味の良い見たかったドラマが怒涛の雨嵐。

あぁ、見ろー!

ここに人間が居るぞー!

やったー!





生き残れ〜!

みんな〜!



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