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2025年9月10日水曜日

【小説感想】プロジェクト・ヘイル・メアリー


◽️うおぉおおおぉぉおおッ!!!!

嗚咽!

君のその涙は悲しみなのかい?

それとも喜びなのかい?質問。

いや、本当は知っているんだ。


◽️というわけで読み終えましたよ。

まさかこんな話だったとは!!

なんとなく宇宙の話なんかなー?

とか思っていたけど。


密室サスペンスで友情の物語でしたよ!


どういうこと!?


◽️あ、それで世界を救います。

ガッツリ世界を2回ぐらい救う勢いです!

パワーがあるぜ!


◽️もうずっとミッションがギリギリの状態で

しかし、主人公は科学者なので

持ち前の頭脳でなんとかかんとか、

ほとんど運に頼ることなく。

理詰めで問題を解決していく。


それなのにユーモアがある。

極限状態でこそのおかしみがある。


◽️トラブルや危機も直接的な爆発とかじゃなく。

これを失敗すると人類は何十年後かに滅んでしまうよなぁ。

といった想像力を発揮すると怖くなる問題が次から次に!


◽️そしてそれをナイスアイディアで解決!

したと思ったらまたそれによる新たな問題が!

オー!ノー!じゃよ!


◽️さらに!その特攻ミッションで席を同じくする

唯一無二の友人の存在!

まさかのパディモノだったとは!!

この二人で知恵と技術を出し合って

協力し合う様はなんとも美しい!

本当の友情ってあるんだ…。

純粋でかけがえの無い存在ッ!!


◽️そしてこの物語の構成として

読者は主人公と同じで

何もわからない。


◽️彼は突然目が覚める、謎の空間で。

どうやらそこは宇宙船の中のようだ。

そして過去の記憶が不鮮明である。

なぜ、僕はここに居て

何をするためにいるのか。

何もわからない。


◽️そんな現在のパートと。

そこに至るまでの過去のパートが、

交互に紡がれてゆく。


徐々に謎が解き明かされてゆくのだ。


そして気付く絶望。


しかし、思考の末にたどり着く希望!


◽️最終的にラストは圧倒的な幸福感に包まれて終わる!

想像した目的地とは違ったが。

これが、いやこれそこが最良の選択だったと思わせる。


ラストの数行で声を出して笑った。

そして泣いていた。

なんとも幸せな涙だ。


◽️そして読んだ人は皆言っているのだが、

これ映画化が決定していて予告編の映像も既にある。

しかし、それは全く見ずに本を読み切った方が良い。

画像検索もしない方が良い。

あくまで本を読んで自分でその映像を先に想像した方が良い。


◽️まぁ、ともかく私はとっても幸せな気持ちになったので。

素晴らしく嬉しいのですよ!

とても楽しい!

なんとも幸せなSF作品であった。


問題をひとつひとつ諦めず解決していけば、

世界は平和になるよ。

ヤッタネ!!


サンキュー!ロッキー!


プロジェクト・ヘイル・メアリー 上


プロジェクト・ヘイル・メアリー 下 


これは間違った絵^^


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