2025年6月22日日曜日

【映画感想】JUNK WORLD



■むちゃ良かったです!

きっちり話が繋がったSFでいて

ちゃんとふざけているし、

楽しい♪

キャラも全員だんだん可愛くなってゆくという。

並行世界、世界創造。

スターウォーズとかと比べてもなんの遜色もないパワー。

素敵ですわ〜♪ 


■なんか本当に絶妙なバランスで

しっかりとした物語であり、

重厚な映像表現。

本格SFな感じなのだけど。

間の抜けたキャラクターとか

ふざけた動きとか変な設定で

微妙に笑わせてくる。

しかしそれは物語を逸脱しない、

ちゃんと映画の中で面白いというね。


■コマ撮りミニチュア撮影とかそんなことは気にならなくなるくらい、

映画としての没入感があるんですよね。

いや、コマドリだからこそ作家の情念がみっちり込められているのかもね。

出てくるもの全てを立体として作り上げてしまっているのだから。

世界そのものを監督が創造しているのよね。

そして今回の話はまさにそんな物語だった。

世界の神になったり。

時間を繰り返して

運命を操作したり。

それは映画制作そのものでもありますものね。


■超未来のディストピアの話なんですが。

どんな世界になっても人間はそれなりに対応したり

それなりに楽しんだり。

どうにかこうにかやっていくんだろうなぁ、と思える。

そして世界が厳しくなればなるほど、

その個人の本性が見えてしまう。


■自分がどうなりたいのか

他人をどうしたいのか。

世界をどうしたいのか。

世界を知りたいんですよ。

いろいろですよね。


■そのように人間は様々なのに

それを統一しようとすると難しいのは当然だ。

それぞれが自分を基準に考えようとする。


■だから結論としては

適当にするのか良いんですよね。

そうして無理な統一をしないためには

余裕があって不安のない世界を作るしかない。

そっちが先なんですよ。



■だから、物語でそれぞれの世界を作るのは

とても良いのですよ。

正しい世界はないし、

間違った世界もない。

JUNK WORLD こんな世界もあるかもしれない。



「JUNK WORLD」公式サイト



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JUNK HEAD(字幕版)prime video

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